平成25年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告

実施テーマ

初年次導入教育(入門セミナー)の現状把握と、各教員の導入教育スキルの向上

科目名

入門セミナーB

「公開授業」の内容

 経済学部が導入教育として行っている、経済学入門の演習形式の授業であり、2時限目に配置されている。少人数、せいぜい20数名のクラスで、授業内容は基本的に各教員に任されているが、1時限目の必修科目である入門ミクロ・入門マクロに引き続いているため、その復習・補足的な授業となっている場合が多い。形式・具体的なテーマは各教員がそれぞれ工夫しているために、公開・参観することは相互にとって大いに参考になる。

「ワークショップ」の内容

 6人の教員による授業を、各自が時間の許すコマに参観した。公開した教員による各自の授業のねらいや目的を説明し、参観者から活発な質問があった。学生の積極的な参加を促すため、演習の中にグループ分けを取り入れるときの工夫など、具体的な授業運営について議論が進んだ。一方、少人数授業を効果的に進めるための教室の利用方法などや、クラスの構成の在り方に問題点があることが指摘された。

活動の効果を高めるための今後の方策

 今後とも、導入教育の改善について、検討を続けることを確認した。教室繰りなど、大学全体での取組が必要であるということも、今後の方策として話題に上がった。

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