【菅原ゼミ】「京都市政出前トーク」で美術鑑賞の心得を学ぶ

 菅原ゼミでは,平成24年12月20日の演習Iの授業内で,「京都市政出前トーク:遊びとしての現代美術を学ぶ」というテーマで,京都市美術館学芸課長の尾崎眞人氏より興味深いレクチャーを受けた。

 美術鑑賞は慣れていない者からすると敷居の高さを感じてしまうが,尾崎氏によると「特に現代美術は作者の遊び心を楽しむのが大事」だそうだ。鑑賞の仕方や事前の知識の必要性に囚われることなく,鑑賞者の主観で楽しめばよいとのこと。
 出前トークの中では,いくつかの現代美術作品について,学生達が考えてタイトルをつけてみるという簡単なワークショップを通じて,主観的な楽しみ方を味わった。

学生の感想

  • 冬休みにちょうど美術館に行く予定があるので、いままでただ絵画を見ていましたが、その絵の意図や意味を考えて楽しむよう試してみたいと思いました。
  • 先入観なくいろいろな角度から作品をみてみることでより芸術を楽しめることを学べたので,今後美術鑑賞するときに意識してみようと思いました。
  • 今日の講演を聞いて、美術に答えなんていうのは無いし、それぞれの感性によって成り立っているのだと感じました。また、その絵がどのような視点から描かれているかを考えながらみることで、新しい美術の楽しみ方を発見することができました。
  • 今回の話を聞いて絵の見方が変わったしいろんな視点があって勉強になった。また機会があれば絵画を見に行きたい。
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