オープンキャンパスで模擬授業実施!

8/4「途上国経済の現状:
貧困と所得格差について」

 8月4日(土)・5日(日)に本学でオープンキャンパスが開催されました。経済学部では受験生を対象に模擬授業を実施。多くの受験生がはじめて体験する大学の授業を興味深く聴いていました。

 4日(土)の模擬授業のテーマは「途上国経済の現状:貧困と所得格差について」。実際の大学の講義である「開発経済学A」を高校生向けにおこないました。マクドナルドのビッグマック指数を利用し、日本では320円のビックマックがアメリカでは4.33ドル(今の為替レートで約340円)であるとの具体的な数字で、もしビックマックがアメリカでも320円相当だとした場合の為替レートはいくらになるかなど、いろいろな物差しを使って「経済」をみることができるとの説明に高校生は興味津々。世界の貧困問題の一端にも触れ、途上国の経済レベルを1人当たりの所得で分類するなど経済分析のグラフも登場し、大学での講義を体験することができました。


8/5「経済学から考える
世界の児童労働問題

 5日(日)の模擬授業のテーマは「経済学から考える世界の児童労働問題」で、当日は本学学生も授業に参加しました。「児童労働」をテーマに「テレビの子役は児童労働?」、「働く子供の割合が多いのはどの地域?」といったクイズも取り入れながら授業を進めました。海外で現在も「児童労働」がなくなっていない現状を様々なデータで説明があり、日本でも児童労働で作られた製品が販売されていることの紹介に、受験生は真剣な面持ちで聞いていました。最終的には私たち(消費者)が世界の「児童労働」に関心をもつことが大切であり、フェアトレード(開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入する貿易の仕組み)商品についての紹介もされました。模擬授業の最後では、クッキーを配布し、「フェアトレード」に関するアンケートも実施しました。

 今後のオープンキャンパスは8月18日(土)・9月17日(祝)に実施されます。
 経済学部では8月18日(土)に「AKB48総選挙を経済学的な視点から考える」、9月17日(祝)に「体型(肥満・痩せ)を経済学で考える」をテーマに実施します。

 多くの受験生の参加をお待ちしています!

PAGE TOP