大西ゼミ（演習�T）の22名が12月24日（土）の午後、最上インクス（株）を訪れました。

　最上インクス（株）は薄板金属加工技術において世界でもトップクラスの実力を持つものづくり中小企業です。企業経営においては「人が人として成長する」ための会社であることを基本理念として掲げており、代表取締役会長の鈴木三朗様からは企業のあり方、経営への思い入れ、成長戦略の重要さ、これから目指すべきビジョンなどについてお話を伺うことが出来ました。

　お話を伺った後は試作、量産部門の工場を見学させて頂きました。初めて見る工場現場や、細やかな試作品の数々にゼミ生一同から感嘆の声が上がりました。最上インクス（株）については事前学習を行っていましたが、見学を通して中小企業の実力を肌で感じることが出来ました。

　そして最後に「鈴木三朗ゼミ」と銘打ち、鈴木会長と若手社員様を囲って質疑応答をさせて頂きました。入社１年目の方々から、入社してからどの様に自分が成長したか、また考え方が変わったかなど、貴重な生の声を聞くことが出来ました。そして鈴木会長からは、『「何のために」を考える』という、今後の学生生活を送るうえでも重要な課題を示して頂きました。

　今回の訪問はゼミ生にとって良い刺激を与えられた、得難い機会となりました。

文責：大西ゼミ運営委員会　総務・広報担当 大谷麻実