【柿野ゼミ】トヨタ自動車の工場見学記

 演習II(3年次)の27名中、20名が参加した(残念ながら7名は所用や体調不良のため欠席)。

 京都駅八条口を9時前に出発。第二名神を通り、豊田市に向かう。途中、東海市で新日本製鉄名古屋製鉄所および輸出向け自動車積出港・運搬船を車窓からみることができた。
 トヨタ自動車(株)の要請通り、午後1時ちょうどに元町工場、正門前にバスを着ける。さすがにジャスト・イン・タイムのトヨタ自動車(株)らしい要望であった。
 元町工場では、まず、組立部門から見学が始まる。元町工場の概要の説明を受けたあと、約1kmを歩きながら、部品搬入、組付け1・2・3、検査の各工程の実際を体感する。随時、「ジャスト・イン・タイム」「自働化」「かんばん」「あんどん」などのトヨタ生産方式の骨格の説明があり、学生たちの理解も進んだ。

トヨタ自動車の工場見学記

 なお、元町工場からトヨタ会館へのバスによる移動中、「リコール問題」「経営問題」「検査の在り方」などをめぐり、活発な質疑応答が行われた。また、その途上、トヨタ自動車(株)の本社も車窓から一瞥できた。
 その後、トヨタ会館(トヨタ自動車の企業展示場)を30分程度見学した。
 そして、予定通り、午後3時10分にトヨタ会館を出発、午後6時20分京都駅八条口に無事に到着、解散し、充実した表情で家路に着いた。

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