経済学部 藤井准教授 
東アジア共同体評議会「有識者議員」に就任される

 経済学部 藤井秀昭 准教授が,東アジア共同体評議会「有識者議員」に就任されました。

 「東アジア共同体」構想は1990年代から長期間にわたり議論されてきたものであり,近年,国際秩序やその他の様々な環境の変化から,にわかに注目度が高まっています。

 東アジア共同体評議会(The Council on East Asian Community)は,「東アジア共同体」構想を推進する団体ではなく,賛否両論の論者が参加する研究団体です。2004年5月に,シンクタンク,有識者,経済人,政府関係省庁代表の参加を得て設立された「東アジア共同体」構想に関する産官学の「オール・ジャパン」の知的プラットフォームです。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(アセアン・プラス・スリー)首脳会議の傘下にある「東アジア・シンクタンク・ネットワーク(NEAT)」や「東アジア・フォーラム(EAF)」とも連動しながら,東アジア地域統合問題について,経済・政治・安全保障・社会・文化等の多面的な観点から,国内各界の関係者が相互に知見を交換・共有し,さらには「東アジア共同体」構想に対する日本のあるべき戦略を模索することを目的として活動する研究団体です。

 今後の藤井准教授の活躍に期待しています。

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