11月8日（日）本学コミュニケーションルームにおいて、経済学研究科（通信教育課程）演習ＩV履修者（2年次生配当）による研究成果中間報告会が行われた。

報告者は、2年次生7名。当日は、発表者と指導教員だけでなく、通信教育課程の教員や多くの1年次生らの聴講で会場が満員となるなど、活気溢れる報告会となった。

　発表は、環境付加価値税の制度設計、戦後の食生活の課題、日本企業の対中直接投資、瓦産業の今後の展開、ユーロの展望と課題、女子大学の進学行動分析、農業経営の問題など、「実社会で直面している課題を理論と実証の両面から分析し政策立案できる人材の育成」という本研究科の人材育成の目的を体言した内容ばかりで、いずれも、説得力のある興味深い報告であった。

　報告の後は、教員から厳しくも愛情のある助言を受け、報告した院生は、学位修得に向けて決意を新たにし、家路についた。