『行政書士試験』に経済学部・現役学生が合格!!

 平成19年度の行政書士試験の合格発表が去る1月28日にあった。この試験は、法学部の学生などが受ける資格試験であり、合格率が1ケタ台の難関試験である。

 

 今回、経済学部4年生の上田泰範(うえだやすのり)君が見事にこの試験に合格した。なお、今回の合格率は8.64%であった。
上田泰範君、おめでとう!

 

 行政書士(ぎょうせいしょし)とは、法律に基づく資格で、行政機関に提出する許認可申請書類など各種書類の作成などの法律事務をおこなうもので、試験では、憲法、行政法、民法、商法および一般知識等が問われる。

 

 試験に合格し、その喜びがまだ覚めない上田泰範君にインタビューした。

行政書士を目指した理由?

 企業に就職するよりも、自ら独立した仕事がやりたかった。とくに、行政書士は「やりがいのある仕事」と感じた。

行政書士になるための勉強は?

 大学4年間、学部の学修に加えて、講座にも通いながら自宅で毎日勉強した。試験直前には1日8時間勉強したことも。どの科目も難しく、勉強はきつかった。ただ、「行政書士になりたい」の一念で頑張った。

将来は?

 卒業後、知合いの行政書士の下で5〜6年間、実務の勉強をする予定。その後、大学で学んだ経済学も活かせる行政書士として独立・開業したい‥‥。

後輩に一言

 一つのことに真面目に取り組み、積み上げていくことは、その結果にかかわらず、得るものが必ずあると思う。やりたいことに積極的にチャレンジしてほしい。とくに、大学はそれができる最高の場なので、是非とも夢中になれることを探して頑張ってほしい。

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