1月11日金曜日、西村ゼミ「演習Ｉ」（２年生）と「演習ＩV」（４年生）の25名は研修旅行に出かけ、キユーピー挙母工場、トヨタ堤工場、アイシン精機・アイシンコムセンターを見学しました。

　キユーピーでは、関連会社が開発した割卵機による割卵作業を見学し、1分間に600個という驚異的な処理速度に驚かされました。ほとんど機械化された工場の中で、卵白と卵黄の仕分け作業などいくつかの行程では熟練した作業員さんの関与が必要なことや、品質の安定のために現場の社員に強い精神的な負担がかかることなどを知りました。企業は、社員の精神的負担を軽くするための対策として、さらなる機械化を進めていることなど、貴重な話を伺うことができました。

　トヨタでは、高度な産業用ロボットの活躍ぶりを見学し、将来の基幹事業のひとつとしてパートナーロボットの開発や道路システムの開発などに力を入れていることを知りました。また、トヨタ自動車のブレーキシステム事業を担っているアイシン精機のブレーキシステム、電動ドアシステムなど、日本の自動車産業を支える部品メーカーの高度な技術を実感しました。