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平成26年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告
実施テーマ
コンピュータ理工学部の数学教育について再考する
科目名
- 微分積分II
- 線形代数II
- コンピュータのための数学II
「公開授業」の内容
微分積分II、線形代数II、コンピュータのための数学Uの授業公開を行っていただいた。
コンピュータ理工学部の学生の一部は数学を苦手としており、数学系科目がネックとなり底単位や留年になる学生もいる。そのため、数学系科目の改革を行う前に、コンピュータ理工学部の教員が本学部学生の数学の現状を把握した。
「ワークショップ」の内容
A.カリキュラムの変更
数学と専門教科の授業間のつながりを考える必要性があるのではないか。また、情報処理の基本となるので微分積分・線形代数に演習の検討も必要ではないか。それをふまえた必修化(微分積分・線形代数)の検討も必要もあるのではないか。という意見が出た。しかし、数学必修化は専門科目の削減とセットで考える必要性がある。
B.数学授業内容を実学にする
コンピュータに関係する数学という観点から、数学がどのように使われているかを念頭に置いた授業をする必要性がある。そのため、コンピュータ理工学の教員が行うことを検討したほうがよい。それにともない、数学の必要性を理解できるような科目(実習?)を作って1年生科目とすることも検討するべきである。
活動の効果を高めるための今後の方策
コンピュータ理工学部に数学ワーキンググループを立ち上げ、コンピュータ理工学部における数学教育を考える土台を作る。そのために専門授業で必要な数学や、特別研究で必要な数学を列挙し、整理するところからはじめる。