コンピュータ理工学部 特別コロキウム 開催(2015.07.01)

日時 2015年7月1日(水)13:15〜14:45
場所 京都産業大学 14号館1階 14103教室
交通 ※キャンパス内に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
交通アクセス
備考 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎

スウェーデンにおけるゲーム研究
Unityによる映像自動生成や仮想美術館 ゲーム開発における脳計測の試み・狙いなど

林 正樹 准教授
(ウプサラ大学ゲームデザイン学科)

 ゲームというジャンルがカバーする範囲は広大です。コンピュータサイエンス、ビジュアライゼーション、ユーザーインターフェース、芸術、社会科学、心理学、教育、など多方面の知識の集合としてゲーム開発がなされています。同時に、ゲームほど新しい分野はないかもしれません。その歴史は古いですが、それが、ある学術分野を形成するかもしれない、という風になってきたのはつい最近のことです。

 私はスウェーデンのウプサラ大学のゲームデザイン学科で、ゲームに関する研究教育の仕事をしています。今回、その中で、ゲームに関係する研究をいくつかご紹介したいと思います。私が直接手がけている、テキスト台本からCGアニメーションを自動生成するTVMLのゲームエンジンUnityへの展開によるゲーム応用、同エンジンで構築したバーチャルミュージアムにおけるLean-forwardとLean-back共存の試み、そして、脳計測をゲーム開発に応用する仕事の紹介などを通して、科学と芸術の関係性のお話などもしてみたいと思います。

 スウェーデン在住3年ですので、ついでに、かの地と日本の違いの雑談もできるかもしれません(笑)

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