コンピュータ理工学部研究員の博士論文が情報処理学会の
「研究会推薦博士論文速報」に掲載

 コンピュータ理工学部所属の研究員2名の「博士論文」が情報処理学会の学会誌に「研究会推薦博士論文」として掲載された。今回の論文は、平成25年4月から平成26年3月までの「博士論文」を対象とし、各研究会の主査から41編が推薦された。
 二人は学位取得後、本学に研究員として採用され、河合 由起子准教授、秋山 豊和准教授のもとで研究活動を続け、今後の活躍が期待される。

王 元元(京都産業大学コンピュータ理工学部 研究員)

論文タイトル

A Study on Structural and Semantic Analysis for Presentation Content Management
(邦訳:プレゼ ンテーションコンテンツ管理のための構造・意味分析に関する研究)

推薦文

本研究はプレゼ ンテーションコンテンツを対象とし、ユーザのコンテンツ理解の観点から、大量のプレゼンテーションコンテンツの自動組織化と利活用を促進するための技術について論じている。e-ラーニング支援技術やコンテンツの構造・意味分析は先駆的な研究分野であり、今後ますます重要になるものと期待される。

若宮 翔子(京都産業大学コンピュータ理工学部 研究員)

論文タイトル

A Study on Analysis and Utilization of Crowd-sourced Spatio-temporal Contexts from Social Media
(邦訳:ソー シャルメディアからの群衆ベースの時空間コンテキストの分析と活用に関する研究)

推薦文

本論文は、大量に蓄積・伝達されているさまざまなユーザ生成コンテンツ(CGM)を適切に分析し、効率的かつ有効的な活用方法についての先進的な技術について論じている。特に、メディアコンテンツから抽出されたデータによる社会状況の分析は、新たな研究対象 に対する取り組みであり、大きな将来性を持つ研究と期待される。


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