コンピュータ理工学部 平井重行 准教授が国際会議ACE2012において
Silver Paper Awardを受賞

 11月3日〜5日にカトマンズ(ネパール連邦民主共和国)で開催された国際会議 ACE2012 (9th International Conference, Advances in Computer Entertainment) において、コンピュータ理工学部 インテリジェントシステム学科 平井重行 准教授発表の論文が、Silver Paper Award を受賞しました。

 なお、本論文は、平井 重行 准教授、先端情報学研究科 修士課程2年次 榊原 吉伸さん、本学経営学部卒業生 早川 聖朋さんの共同研究に基づくものです。

受賞論文
Shigeyuki Hirai, Yoshinobu Sakakibara and Seiho Hayakawa, Bathcratch: Touch and Sound-Based DJ Controller Implemented on a Bathtub, In Proc. of 9th International Conference ACE 2012, pp.44-56 (2012)

発表内容および受賞概要

 コンピュータを用いたエンタテインメントに関する国際会議で、浴室での日常生活の行為を遊びへと変化させるシステム Bathcratch の発表を行った。具体的な論文の中身は、浴槽にピエゾセンサをつけることで浴槽を手で擦った音を検出したり、タッチセンサで浴槽に触れた箇所を検出して、お風呂に浸かりながらDJスクラッチ演奏が楽しめるシステムについて述べている。そして、その技術的な側面や擦るユーザインタフェースの新しさ、作品展示に関する内容、日常生活の行為を遊びに変化させることへの考察、などがまとめてある。今回の論文は、ロング発表(採択率14%)として採択された。本国際会議では、ロング発表とショート発表(採択率27%)とを合わせた中からPaper Award(論文賞)が決められ、Bathcratchはその2番目となるSilver Paper Awardを受賞した。

国際会議名 ACE2012 (9th International Conference, Advances in Computer Entertainment)
開催地 カトマンズ(ネパール)
日程 2012年11月3日〜5日
 
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