久保ゼミ2年生の1チームが日経BPM関西インカレ研究発表大会で準グランプリ受賞!

 久保ゼミ2年生の7チームは、2月11日に大阪商業大学で開催された「日経BPM関西インカレ研究発表大会」で研究発表を行いました。この大会は日経BPマーケティング社が主催しており、関西に立地する様々な大学の学生チームが研究成果を発表するものです。そのうち、コンビニエンスストア業界のフランチャイズシステムを検討した「ふらふらフランチャイズ」チームが準グランプリ賞を獲得しました。以下で受賞チームの研究内容について簡単に紹介します。

 研究の目的は、コンビニ業界のフランチャイズシステムを対象にして、「本部(フランチャイザー)」と「加盟店(フランチャイジー)」の間に存在する問題を検討することです。

写真前列左より、山本睦美さん、澤良木彩乃さん、原健吾君、中村陽太郎君

写真前列左より、山本睦美さん、
澤良木彩乃さん、原健吾君、中村陽太郎君


 研究の方法は、(1)セブンイレブンの店舗に対するインタビュー調査(インタビュイーは朝日新聞に掲載された問題を告発した店長)、(2)複数のコンビニへのアンケート調査、(3)フランチャイズシステムについての文献調査から構成されており、これらを組み合わせながら研究を行いました。

 研究の結果として、フランチャイザーとフランチャイジーの間には3つの問題があることが分かりました((1)コンビニ会計、(2)原価ピンはね、(3)ロイヤリティーの高さ)。また、これらの問題を認識しているフランチャイジーはごくわずかでした。これらの発見事実をPfeffer & Salancik(1978)が提唱した資源依存理論で解釈し、彼らの環境操作戦略を参考にしながら本部や加盟店に対して提言を行いました。

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