吉田博先生が
経営倫理論文募集で学術研究部門「佳作賞」を受賞

吉田博先生が経営倫理論文募集で学術研究部門「佳作賞」を受賞

 経営学部准教授吉田博先生が、日本経営倫理学会第4回「経営倫理論文募集」において「佳作賞」(学術研究部門)を受賞し、6月6日に中央大学駿河台記念館(東京都)で授賞式が行われました。日本経営倫理学会は、ビジネス・エシックスに関する専門的研究のために1993年に設立された会員数482名(2009年現在)の学会です。

 受賞研究業績は、「グローバル経済下の経営倫理−忠誠心のジレンマモデルへの一考察−」で、経営倫理の対象として新たなる領域を明示し、そこにおけるインセンティブ型アプローチが評価されての受賞となりました。
 2003年が日本のCSR元年といわれるように、経営倫理や社会貢献、さらにはCSR(企業の社会的責任)の議論は、ここ数年多様な展開を示しています。欧米でも、対象の広がり、研究アプローチの多様性はもとより、CSRを扱う学会や専門誌の増加、ビジネススクールや研究センターの設立などまさにCSRの制度化が進んでいます。
 吉田博准教授は、「企業組織と社会との間に内在するジレンマ的状況の研究を評価していただき、大変光栄に思っています。これからも、企業社会を、現場的視点も忘れず地道に研究を続けていきたいと思います。」と話しています。

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