結果分析・改善計画(平成25年度 春学期)

1.結果の総評

 経営学部では1年生向けの「イントロダクトリー科目」および「イントロダクトリー科目以外の講義科目」についてアンケート調査を行った。設問6「総合的に見てこの科目の履修に満足している」の学部平均(出席回数80%以上を対象)において、イントロ科目では4.06(昨年同期3.66)、イントロ科目以外の講義科目では4.05(同、3.96)であり、満足できる調査結果となった。特にイントロ科目で昨年に比して学生の満足度が高くなったことは、初年次教育に重点を置く経営学部の取り組みの成果の表れと評価できる。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

  1. イントロ科目およびイントロ科目以外の講義科目の共通課題
    ・「身に付く力」が実感できたかということに関連して教員独自の設問を設定している教員が少なかったこと。
  2. イントロ科目の課題
    ・受講するにあたり「シラバスを読んだ」3.59(全学平均4.08)、「シラバスを参考にした」3.72(同、3.86)と何れも全学平均を下回っており、「シラバスを読んだ」でそれが顕著なこと。
  3. イントロ科目以外の講義科目
    ・設問5「企業や社会とのつながりを意識」しながら受講できたとの回答が3.88であったこと。決して低い数字ではないが、実学重視の経営学部としては更なる向上を図りたい。

3.2の各項目についての改善計画

上記2-1.について

  • 本アンケートの趣旨を再確認するとともに、教育改革に対する教員のモチベーション向上に努めたい。

上記2-2.について

  • 講義内容を事前に把握せずに受講するとニーズのミスマッチが発生し、講義に対する不満足要因になりやすい。このことを避けるために、入学時のオリエンテーションにおいてシラバスの重要性を説くとともに、初回授業でシラバスの内容を十分に説明するように心がける。

上記2-3.について

  • 上述の通り。
PAGE TOP