- HOME
- 学部・大学院
- 経営学部
- 京都産業大学における教育の質保証に向けた取り組み
- 結果分析・改善計画(平成24年度 秋学期)
結果分析・改善計画(平成24年度 秋学期)
1.結果の総評
今回、経営学部では1年生向けの「イントロダクトリー科目」および「イントロダクトリー科目以外の講義科目」についてそれぞれ別途のアンケート用紙を用いてアンケート調査を行った。設問6の「満足度調査」の学部平均(80%以上出席者)において、イントロ科目では3.87、イントロ以外の講義科目では4.08と、H24年度春学期の結果を上回るとともにおおむね満足できる結果となった。その他の項目については今後精査して改善を行いたい。
2.調査結果にみられる本学部授業の課題
(1)「イントロ科目」および「イントロ科目以外の講義科目」共通の課題
- H24年度春学期からの問題点でもあったが、学部が作成した「(身に付く力)関係表」に表示した「身に付く力」が実感できたかどうかを、教員独自の設問として学生に問うよう各教員に指示していたが、実施していない教員が多かったこと。
- 上記を実施していた教員においても、学生の回答率が全体的に低調であったこと。
- 回答してくれた学生の結果を見ても、肯定的な意見が他の質問項目と比較して明らかに低調であったこと。
(2)「イントロ科目」の課題
- イントロ科目の設置目的である、「2年次以降の学科選択の役に立つ」を設問7の項目としたが、H24年度春学期に引き続き肯定的意見が約2/3にとどまった。悪い数字ではないがより高度な目標として3/4を目指したい。
(3)「イントロ科目以外の講義科目」の課題
- 事前・事後学習の必要性を感じている学生の割合がイントロ科目と比べて低調である。
3.2の各項目についての改善計画
上記2(1)について
- 教員、学生へのアンケート実施内容の周知徹底および協力の呼びかけ。
- 「身に付く力」を意識した教員の授業運営。
上記2(2)について
- 教員が毎回、「学科選択に役立ててください」と学生に呼びかけることにより、学生の意識付けを強める等の対策が考えられるが、引き続き学部教務委員会の議題としたい。