結果分析・改善計画(平成23年度 秋学期)

1.結果の総評

 経営学部ではH23年秋学期の授業アンケートについて、実施する科目を学部長が指定して実施した。指定に当たっては、授業の重要度、困難性を考慮して、イントロダクトリー科目担当者はその科目、イントロダクトリー科目非担当者は、担当する講義科目のうち受講者数が最大である授業とした。実施率は常勤・非常勤を合わせて100%と良い結果を得た。今回の結果を踏まえて、次回以降のアンケートの内容等の参考としたい。

2.授業アンケートにみられる本学部授業の課題

 経営学部は、イントロダクトリー科目と非イントロダクトリー科目とで別のアンケートを作成している。以下、その区分に従って記載する。

  • イントロダクトリー科目:2年次進学時で行われる学科選択の参考とするべく、経営学部の学問領域の基礎を幅広く教授することを目的のひとつとしている科目である。そのために網羅的にならざるを得ないためか、共通項目のQ3「学びの面白さを感じた」で、大学全体平均3.75を下回る3.64となったのは反省点である。また、学科選択の参考という観点からは、Q6「学科選択に役立ったと思う」において、強くそう思う・そう思う、の肯定的な回答が60数%にとどまったことも問題である。
  • 非イントロダクトリー科目:共通質問項目のほとんど(出席率以外)において、大学平均を上回っていたのは好ましい結果であった。これに満足することなく、継続的に改善を進めていきたい。

3.2の各項目についての改善計画

 イントロダクトリー科目においては、カリキュラム改善の観点から、学部教務委員会において検討していきたい。
 非イントロダクトリー科目においては、Aアンケートの学生へのフィードバックを強く担当教員へ要請して、授業の継続的改善につなげていきたい。

PAGE TOP