Vol.104 第52回神山祭実行委員会 委員長 萬井 優太さんインタビュー

11月3日(金)~5日(日)に行われる第52回神山祭。
委員長である萬井さんに今年度の神山祭の見どころや
おすすめポイントなど、お話を伺いました。

いよいよ神山祭本番が来月に迫ってきましたが、意気込みはいかがですか?

萬井 優太さん(経営・4年次)
ありきたりかもしれませんが、何よりも無事に終えたいですね。私たち神山祭実行委員会は、成功することが当たり前であり、失敗が許されないものです。そのために、2月頃から準備を始め、色々と策を練ってきました。初めての来場者の方はもちろん、何度も足を運んでいただいている方にも楽しんでもらえるよう、委員会一同、気合を入れて準備しています!

今年度のテーマは「colorful」は、どのような意味を込めてつけられたのですか?

あらかじめ、神山祭実行委員会内で募集して集まった多数のテーマから4つに絞り、そこから学生の皆さんに投票してもらい、「colorful」に決まりました。屋内・屋外でのステージや模擬店など多数のイベントがあるので、それぞれのイベントで本学の様々なカラーを感じていただけること、また、人にはそれぞれのカラーがあり、来場者のカラーと本学のカラーが相まって、更なる新しいカラーが生まれるという思いを込めて、このテーマにしました。

おすすめのイベントや企画などは?

今年度はお化け屋敷「怪異学園」を企画しています。お化け屋敷を開催するのは、神山祭始まって以来恐らく初めてのことです。2年次生が企画を担当しており、廃校を舞台にしたお化け屋敷で、装飾などに細かくこだわって準備しています。迫力あるお化け屋敷を楽しんでいただけると思います。
また、1年次生が企画担当の「神山号~Youと悠々ユートピア~」もおすすめイベントです。海賊をテーマにした4つのミニゲームをしていただき、獲得点数に応じて賞品をプレゼントするという企画です。記念写真スポットや海賊衣装の貸出も行っています。ぜひ海賊気分を味わっていただき、写真を撮ってSNS等に投稿するなど、記念として楽しんでいただけたら嬉しいです。

萬井さんにとって4年次生最後の神山祭となりますが、心境はいかがですか?

最後なので、やはり自分としては特別感があります。また委員長として、皆をしっかりとまとめていかなければという思いを持っています。委員長になったことで、改めて神山祭は部員皆で作っていっているのだなと実感しています。委員会は7つの担当に分かれているのですが、今までは自分が所属する担当の仕事をこなしていくのに精いっぱいでした。しかし、委員長として皆を統括する立場になったことで、各担当の繋がりが見え、ある1つの準備がどこにどんな影響を及ぼすのかが分かるようになりました。だからこそ、綿密にしっかりと準備していくことが大事なのだと感じています。
そのために、後輩とは良くコミュニケーションをとるようにしています。現在部員が73名いて、それぞれのモチベーションに差があります。また、神山祭の準備期間は長期間に渡っているため、士気が上がらないときもあるので、中期ごとの目標を設定し、自分のこなしている準備が今後どう繋がっていくのかなど、分かりやすく説明するようにしています。イメージがしやすくなれば、神山祭当日、自分たちが成し遂げてきたことに、より達成感を感じてもらえると思っています。

委員長として様々な工夫をされているのですね。苦労されている点はありますか?

部員に注意をしなければいけないときです。私はどちらかというと、部員の士気を高めるため、明るく楽しく行い、皆のやる気を引き出したいタイプなので、どのように伝えるべきか、悩みます。委員長として言わなければいけないことは、しっかりと伝えますが、自分で考えていたタイミングで言えないときや、部員それぞれの状態に合わせた指導や、組織全体のマネジメントは難しいなと感じています。

4年間神山祭実行委員会として活動されて、魅力は何ですか?

神山祭当日の3日間に照準を合わせ、全てを注ぎ込んでおり、何事もなく無事に終わったときの達成感は他の団体ではなかなか味わえないところだと思います。また大学公認のクラブやサークルだけでなく、有志団体等、たくさんの学生の皆さんと関わり、長い時間を共にして作り上げていくので、学生の皆さんの新たな魅力を毎年感じることが出来ます。 また、全ての企画を自分たちで作り、細部までこだわって運営することができるのも魅力の1つです。昨年度は広報の仕事を担当しており、テレビ局やラジオ局に売り込み、取り上げてもらうべく走り回りました。泥臭く行動し、いかに来場者に満足してもらえるか、想像しながら作り上げていくことは、神山祭を通じて本学の歴史にも関われていると感じ、大きなやりがいとなります。

4年間の活動の中で印象に残っているものはありますか?

HP作成や垂れ幕、パンフレットのデザインなど、情宣物のデザインや構成をしていたことです。各媒体のデザインをする上で、少しのこだわりや、完成したと思ってからのもう1歩の努力など、媒体の大小に関わらず突き詰めてデザインしてきました。一人でも多くの方にそれら情報宣伝媒体に触れていただき、神山祭にご来場いただけることを目標に、また神山祭全体のイメージや、世界観をデザインすることを目指して行ってきました。
また、昨年度担当したゲストライブも印象に残っています。神山祭のメイン企画の1つでもあり、絶対に成功させたいものでした。幅広い年齢層の方に楽しんでいただくためのキャスティングや、当日ライブが始まるまでの時間から、ライブが終わって家に帰るまでの時間まで楽しんでいただけるように、様々な新企画を行いました。例年とは異なった企画内容を実行したことで、課題も多く見られましたが、今後の神山祭が少しずつ新しく、より良いものに変わるきっかけになれば嬉しいと感じています。

最後に、一言お願いします!

先日10月7日(土)に行われたサタデージャンボリーとのコラボ企画「クイズラリー いろどり」も大盛況に終わり、委員会一同、本番に向けてますます張り切って準備しています。ぜひお越しいただき、色とりどりのイベントに触れて、神山祭のカラーを楽しんでいただきたいです!

昨年度とはまた一味違った神山祭を開催するべく、毎日朝早くから夜遅くまで、準備に励んでいる神山祭実行委員会。Twitterでは、各イベント情報をより詳しく配信しています。ぜひそちらもご覧いただき、ご来場ください。

(2017.10.18)

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