Vol.094 第51回神山祭実行委員会 委員長 片桐 純さんインタビュー

いよいよ11月4日(金)から「第51回神山祭」が始まります。そこで委員長である片桐さんに、神山祭の見どころなど、お話を伺いました。

まずは、片桐さん自身についてお伺いします。神山祭実行委員会に入ったきっかけは何ですか?

片桐 純さん(経営・4年次)

もともと学園祭が好きで、大きい学園祭に携わりたいと思っていました。また、高校時代に企画した学園祭では、自分の思った通りのものが企画出来ず、悔しい思いをしました。そこで、大学ではリベンジをしたいと思ったことがきっかけです。受験の際、本学を選んだ動機として、大きい学園祭に携われるということはポイントが高かったと思います。本学は、総合大学では珍しい全ての学部が1つのキャンパスに集まる「ワンキャンパス」です。その特長をいかして、たくさんの部展や企画、模擬店のある、大きな学園祭を行えるので、やりがいがあります。

—晴れて神山祭実行委員会に入られて、良かったこと・大変だったことは?

たくさんあって選び切れませんが、まず思いついたのは、看板制作です。神山祭に関する看板は80種類以上あり、それぞれの大小を合わせると、100枚以上にもなります。夏休みの半分ほどの期間を要するため、大変な作業の1つです。ただ、1枚の板を委員同士で囲み、意見を出し合い、助け合いながら作業するので、学年を越えた会話が増え、コミュニケーションがはかれます。この時期、一気にチームワークが良くなります。神山祭本番に向けて、より人間関係が密になっていくので、委員会内でもとても大事な作業です。
2つ目は、昨年度のゲストライブ運営です。大学創立50周年という記念の年にゲストライブを担当することになり、非常に嬉しい反面、プレッシャーもありました。例年のゲストライブよりも多い来場者数を見込んでいましたが、まさか2,400人もの方が来場してくださるとは思ってもみませんでした。会場の様子を見た時は、感動しました。当日、事故がないように、本番まで運営マニュアルを何度も見直し、シミュレーションを重ねた結果、無事に終えることができ、安心しました。大変でしたが、その分、自信がつき、現在、委員長として、委員会をまとめるという役割に繋がっているのかなと感じています。
第50回神山祭ゲストライブ
看板制作の様子

さまざまな経験を経て、委員長となられましたが、入部当初と比べて、普段の生活でも変化したと感じることはありますか?

何か1つ事柄があった時に、その事によって影響が及ぶ人のことを考え、トラブルを回避する癖がつきました。目の前のことだけでなく、全体を見渡せるようになりました。また神山祭の企画で、常に「楽しませたい、面白いことをしたい」と考えているので、日常でも友人や周りの人を楽しませることが出来るように、ネタを考えています。明るく積極的になったと思います。

まもなく「第51回神山祭」の開催ですね。

今年のテーマは「VISCARIA(ビスカリア)」です。花言葉で「望みを達成する情熱」という意味を持つ、青紫色の花をテーマとしています。私たち神山祭実行委員会の委員はもちろん、各クラブやサークルなど京都産業大学の学生は情熱を持って活動しているので、その情熱の花を咲かせてほしい、との意味を込めてこのテーマにしました。

おすすめの企画はありますか?

第50回神山祭学内の様子
今年初企画の「チキンな俺のいいとこ見せます!3本勝負」が面白いと思います。書こうとするとビリビリとするペンや風船、おもちゃのチョロQを使って度胸試しをするイベントです。1年次生がこの企画を考えてくれました。今までの神山祭にない、斬新な企画です。これ以外にも、昨年から人気のある「崩さず落とせ!神山☆ドロップ」(ジャンボだるまおとし)をリニューアルして、更に楽しんでいただける内容になっています。また「Mogi-1」と題して模擬店のNo.1を来場者の方の投票で決めるグランプリも用意しています。各企画・模擬店とそれぞれ楽しんでいただけたらと思います。

4年次生ということで、いよいよ最後の神山祭ですが、心境はいかがですか?

昨年の第50回という大きな記念の回を終え、今年は新たな挑戦への一歩だと思い、取り組んでいます。チャレンジの年と位置付け、随所に「変化」をちりばめたつもりですが、それが良かったのか悪かったのか…。ドキドキしています。更に楽しめる神山祭にするべく、委員会一同、頑張っていますので、是非お越しください。
全体会議
合宿
京都学生祭典

本学の神山祭実行委員会は、10月の京都学生祭典に参加し、全模擬店出展団体の中から「盛り付け」「味」などを評価されるS-1グランプリにて3位という成績を残しています。神山祭本番に向けてより一層積極的に活動している神山祭実行委員会の皆さん。また、今年から神山祭実行委員会のHPにて「神山ダイアリー」というブログも掲載しています。日頃の活動や参加したイベントの裏側、頑張る委員の姿など、普段見られない委員会をお届けしていますので、ぜひそちらもご一読ください。

(2016.10.26)

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