Vol.093 志学会執行委員会 執行委員長 大西 里実さん・高谷 真望子さん・川口 佑梨耶さん・綿邉 映美さんインタビュー

志学会執行委員会の幹部である
頼れる女子4名組にお話を伺いました。

志学会執行委員会に入ったきっかけは何ですか?

大西 里実さん(経営・4年次)・高谷 真望子さん(経済・4年次)・川口 佑梨耶さん(経済・4年次)・綿邉 映美さん(経営・4年次)

大西)先輩に勧誘されたことです。当初は、8年間取り組んでいたソフトテニス部に入部するつもりでした。しかし、当時はソフトテニス部が女子の部員不足で、大会出場ができないと知り、それなら新しいことに挑戦したいと思い、志学会執行委員会を選びました。

高谷)入学当初「学生生活オリエンテーション」という行事に参加して、志学会執行委員会が主催していることや、他にも様々なイベントを行っていることを知り、興味が湧きました。最初はサッカーサークルのマネージャーも掛け持ちをしていたのですが、2年次生になり、初めてイベント企画を経験し、大きな達成感を感じたことをきっかけに志学会執行委員会の活動1本に絞りました。大変ですが、やりがいがあります。他の学生が体験できないことをしていると実感しています。

川口)私は高校生の時に、生徒会長を務めていたので、大学でも自治会に入りたいと思っていました。実際に入部してみると、高校の生徒会とは違うことが多々あり驚きました。例えば、学生数は1万3千人ですから規模が全然違いますし、昨年度担当していた会計局では、クラブの予算を管理する立場でしたので、大きな金額を管理していました。高校時代から考えるとより大きく発展した活動だと感じています。

綿邉)私は大学生活の裏方の仕事に携わりたいと思っていました。他にも興味を持ち見学したクラブはありましたが、最終的に、志学会執行委員会ならば大学全体の運営や大きなイベントに関わることができると感じ、入部を決意しました。

写真右から大西さん・高谷さん・川口さん・綿邉さん

では、入部して良かったことはありますか?

大西)良かったことは、学校に「自分の居場所」があると実感できることですね。大学では高校のようなクラスもなく、自由に過ごすことが出来る半面、大学に所属していると実感できる機会が少ない気がします。1つの団体に所属することで、信頼できる家族のような存在ができ、より学校生活が充実した楽しいものとなりました。

高谷)私は人脈が広がりました。他のクラブの部員の方はもちろん、イベントを運営する関係で学外の方とも繋がりが出来ました。様々な方とお話する機会に恵まれ、視野が広がった気がします。

川口)私も共に頑張れる仲間ができたことが、とても心強いです。クラブ内だけでなく、担当の仕事を通じて、他クラブとの交流もできました。縦の繋がりだけでなく横の繋がりも濃くなったことは、大きな財産です。

綿邉)私は人見知りを克服しました。次々と新しいことにチャレンジする中で、自然とたくさんの人とコミュニケーションを取れるようになったと思います。また、積極的に挑戦する気持ちが芽生えました。自分が関わったイベントで、参加者から「楽しかった」等の喜びの声が聞けると、とても嬉しく、準備期間の大変さを忘れて、次も頑張ろうという気持ちになります。

志学会執行委員会に入り良い影響は大きかったようですが、反対に大変だったことはありますか?

大西)昨年度携わったイベント「移動動物園」の企画、運営です。今までの概念にとらわれず、新しい試みとしての企画だったので、目標設定やリスク管理等、様々な問題を解決しなければなりませんでした。

高谷)私は、スケジュールの管理が大変です。いくつもの仕事を抱えているので、それぞれの期日をしっかり把握する必要があります。スケジュール帳できちんと管理し、最終締切日とは別に自分の締切日を早めに設定するという工夫をしています。

川口)初めは、自分が情けなくなって落ち込んでばかりいました。というのも、まわりを見てみて「出来る人が多いなぁ~」と感じ、出来ない事、分からない事ばかりが気になっていたからです。そんな私を、みんながサポートしてくれ、自分でも、このままではいけないと奮起し、1つ1つ学び、経験していくことで、少しずつ自信が出来てきました。仲間がいてくれたからこそ、最後まで頑張ることが出来たと思います。

綿邉)苦労したことは、毎年、担当する業務が変わることですね。中でも昨年度担当したクラブの昇格・降格の手続きは、特に印象に残っています。このような仕事は、毎年、必ずある仕事ではないので、責任が伴う仕事なのにノウハウが残っておらず、たくさんの方に助けてもらいながら手探りで取り組みました。かなりプレッシャーを感じました。

現在の4年次生は全員女性ですが、男女どちらもいる学年と違いを感じることはありますか?

川口)特に違いを感じることはありません。力仕事についても、女子だからといって免除されることはありませんでしたし、あまり男女の差を感じる場面はありませんでした。

大西)私が入部した頃は、全員男子だったので、男社会だなと感じることが多くありました。学生アンケート等でも、男性目線のものばかりが取り上げられ、女性目線のものが反映されていませんでした。やはり、女子ならではの意見を出すことによって気づいてもらえることもあるので、その点は改善できたのではないかと思います。

残りの任期は半年足らずですが、今後の目標はありますか?

綿邉)現在は厚生局を担当しており、食堂や喫煙所の使用についてなど、マナーについて関わることが多いので、個人の意識を高め、学生みんながより過ごしやすい環境にするべく、学生全体で改善していけたらと思っています。

川口)昨年度の会計局、今年度の課外活動局の活動を通じて、課外活動団体に多く関わってきました。深く関わるにつれ、ルールや基盤が定まっていない団体があることが明らかになったので、各団体が、正しい活動を行えるよう、もう一度、基本的なことから見直し、より活動しやすい環境作りをしていきたいと思います。

高谷)私は学生の大学への関心をもっと深めていきたいです。学生アンケートを実施しても、アンケートに回答いただいた一部の声しか反映出来ていないのが現状です。一部の声で改善しているところがたくさんあるので、様々な立場からたくさんの声が集まれば、より多様な要望を把握し、改善していくことが出来ると思います。もっと色んな学生の声を聞いていきたいと思います。

大西)志学会執行委員会内の各局は、みんな本当に良く協力して活動していると感じています。委員長としては、次の代が円滑に運営できるように、しっかりと引き継いでいくことも大事だと思っています。何よりも、学生の皆さんに京都産業大学の良さをさらに伝えていきたいと思います。


決断力があり、頼れる存在の大西委員長、まじめでみんなの意見をしっかりと聞くムードメーカーの高谷さん、規律を守り信頼の厚い川口さん、冷静に先を見通し行動する綿邉さん、それぞれの個性があり、志学会執行委員会のチームワークの良さが伺えました。学生の代表として、より良い環境作りを担っていく志学会執行委員会に是非、皆さんの声を届けてください。

(2016.08.05)

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