Vol.091 ソフトボール部 西沢 祐香さんインタビュー

昨年ソフトボール部に新たに女子チームが置かれました。
部員は少ないながら「春季関西学生ソフトボールリーグ戦3部リーグ」
3位と結果を残しています。
主将の西沢 祐香さん(経営・2年次)にお話を伺いました。

なぜソフトボール部に女子チームを作ろうと思ったのですか?

西沢 祐香さん(経営・2年次)
私たちは、本学附属高校のソフトボール部に所属していて、部活に打ち込める環境で活動していました。しかし、本学には女子のソフトボール部が無く、続けるなら外部受験をすることになります。他の大学ではなく京都産業大学でソフトボールをしたい、高校の後輩たちにも続けてほしいと考え、高校の監督を通じて大学に創部の相談をしました。その結果、「やりたい部員がいたら、ソフトボール部を作ろう」と言ってくださって、創部することができました。たくさんの関係者のおかげだと感謝しています。

大学と高校で、違いは何かありますか?

今回新しく出来たクラブということで、様々なことを全て自分たちで考え、決めていかなければなりません。とても大変ですが、自分たちでつくりあげているという実感があり楽しいです。例えば、今回ユニフォームのデザインや色を決めるという初めての経験をしました。高校生の時は、すでに伝統のユニフォームがあり、当たり前のように先輩から引き継ぎ後輩へ繋いていました。「ユニフォームがない」ということなど考えたこともありません。また、練習場所の確保や試合相手の調整も自分たち行わなければなりません。
大学生になると、選手登録や部費の管理など自分たちでクラブの運営を考える必要があり、高校生の頃のように競技にだけ専念することもできないので、試行錯誤の毎日です。今まで本当にたくさんの方がサポートしてくださっていたのだと、改めて感謝しています。

創部2年目ということで大変なことも多いと思いますが、1番苦労していることは何ですか?

1番苦労しているのは練習環境です。私たちは附属高校のグラウンドで練習していますが、そこに行くまでに費やす時間が少しもったいないと感じています。また、グラウンドまでの交通手段や費用、荷物をどう運ぶかなど問題はたくさんあります。

強豪校でもそのような感じですか?

現在、選手10名、マネージャー1名です。試合するには本当にギリギリの人数です。本当は、それぞれが希望するポジションでプレー出来れば良いのですが、そうすると投手が5名になってしまうので未経験のポジションでも頑張って取り組んでいます。

目標を教えてください。

初めてのリーグ戦は1番下の3部リーグからのスタートになりますが、1部リーグに昇格しインカレ出場を目指して頑張っていきたいと思っています。

最後に一言お願いします。

私たちは全員で協力しないと活動できない大変な状況ですが、現在の部員や新しく入部してくれる人たちとともにクラブを作り上げていくという初めての経験を一緒に頑張っていきたいと思っています。興味がある方は一度見学に来てもらって、少しでもソフトボールを好きになってもらえたらなと思っています。

取材中、西沢 祐香さんの隣で話に参加してくれた北村 綾香さん(外国語・2年次)、マネージャーの小林 愛さん(文化・2年次)。3人が話している様子から、普段から部員同士の仲が良いことがよく伝わってきました。秋季リーグ戦にむけて活動している彼女たち。新たに創部したソフトボール部女子チームの成長を応援したいと思います。

(2016.06.01)

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