Vol.088 自転車競技部 中井 路雅さん・間瀬 勇毅さんインタビュー
今年度、「日本オリンピック委員会オリンピック強化指定選手」に
認定された自転車競技部のお二人にお話を伺いました。
オリンピック強化指定選手の認定おめでとうございます。どのような方法で選考されたのですか?

どのような検査、課題があったのですか?

強化指定選手に選ばれた場合、どのようなことがあるのですか?
選考合宿に参加してみて、感じたことはありますか?
間瀬)僕は、今まで一流の選手と一緒に合宿した経験がなく、いろんな話を聞くことができて刺激がありました。
中井)選抜されている選手のレベルは高く、なかには既に自転車競技の本場であるヨーロッパで活動している人もいます。その人たちから、今まで考えたこともないような技術を得ることができました。
例えば?
ヨーロッパでは横風対策や環境に合わせて隊形を組む作戦が優れており、新しい観点を知る事ができました。



お二人が強化対象選手に選ばれたことにより、本学の自転車競技部に影響はありましたか?
中井・間瀬)やはり影響はあり、チームとしての希望も持てるようになったと思います。
合宿などに参加して、レベルの高い意識や練習内容などに触れることによって、自分たちが変わってきています。また、その情報をクラブにフィードバックすることで、いずれクラブ全体の意識や常識が変わりレベルが上がると思っています。
今年度、急成長された気がしますが、何かきっかけはありましたか?



チーム内でミーティングをされたんですか?
自分自身で感じる「選手としての長所と短所」を教えてください。

中井)長所は…「とび抜けて得意なことがない」ということです。ある程度、どんな場面でも対応できるところが強みです。短所は…同じく「とび抜けて得意なことがない」ということです。もっと上のレベルや最後の一人に残って行くためには、ここだけは誰にも負けない!という部分がないと勝負していけないと実感しています。「万遍に」というレベルを脱皮しなければと思っています。
間瀬)僕も同じく、長所、短所ともに全てをそこそここなせることです。でも、さらに上を目指す時が来ました。
2人)オールマイティに対応できるということは、本学の自転車競技部の特徴でもあると思います。
これからの目標をお聞かせください。

間瀬)大学を卒業後は、普通に働きながら選手を続ける予定です。働きながらでも全日本選手権で優勝した方もいらっしゃるので、両立できるよう頑張ります!
中井)先日、自転車競技のプロチームと契約をしました。意識や実力の違いを思い知りました。これから、しっかり身体を作りパワーをつけて、プロの方とも勝負できるようになりたいと思っています。そして、卒業後もプロとして契約し続けられるよう活躍したいです。
自信がついた明るい表情でインタビューに答えてくれました。
以前の優しい雰囲気は残しながらも、自己分析をする表情、先の事を語る口調は、キリッとして大人っぽい印象を受けました。大学最後の年を迎える次年度は、彼らの更なる飛躍を期待できそうです。みなさん、応援よろしくお願いします。
(2016.03.15)