Vol.087 全学応援団リーダー部 國松 大悟さん・岩佐 勇一さん・竹内 哲さんインタビュー

今年度は、全学応援団3団体が合同で開催する「乱舞祭」が
8年ぶりに復活しました。
第51代団長と、来年度の応援団を率いる第52代団長、
副団長の3名にお話を伺いました。

中井 路雅さん(経営・3年次)・間瀬 勇毅さん(経済・3年次)
12月に行われた「第38回乱舞祭」では、年末にも関わらず、学生、大学関係者だけでなく、卒業生の方も多数かけつけてくださいました。リーダー部は8年間の休部を経て、2013年に復活。この度、ようやく応援団3団体(リーダー部、吹奏楽部、チアリーダー部)そろって乱舞祭の復活が実現しました。みなさんの期待を一身に受けとめ、創意工夫で臨んだ乱舞祭。その成功の立役者と言っても過言ではない3名の幹部の方々にお話を伺いました。

無事、乱舞祭を終えて、今のお気持ちをお聞かせください。

國松 大悟さん

國松)自分は、もともと全学応援団の吹奏楽部に所属していました。自分が団長に就任したのは約1年前です。
それからリーダー部として演舞を覚えました。
当然のことながら、演舞の技術は下級生よりも劣る部分があり、大舞台で演舞することにプレッシャーがありましたが、同時に団長としての責任も感じていたので、気合を入れて学歌を演舞しました。
自分が主役ではなく、乱舞祭に花を添えるつもりで臨みました。

岩佐)1年次生の頃から、「乱舞祭」を開催することは目標の1つでした。
無事、開催することができてホッとしています。
自分が中心となって準備をしましたが、予想以上に大変でした。ただ、OBの方からの反響が大きく、やって良かったと満足しています。

竹内 哲さん
岩佐 勇一さん

リーダー部としては、自分よりも経験の少ない人が団長となることについて、どのように感じましたか?

岩佐)吹奏楽部出身ということには抵抗はありませんでした。リーダー部としての経験の有無よりも大切なことは、応援団3団体のことを考えて、引っ張って行ってくれることだと思っています。

団長には、どのような経緯で就任したのですか?

昨年、次期団長を決める際、リーダー部の2年次生は、リーダー部復活を実現させたこの2人だけでした。3団体のリーダーである団長は、3年次生が担うことになっており、吹奏楽部から団長を出すことになりました。団長には自分から立候補しました。リーダー部としての経験はありませんでしたが、1年次生から吹奏楽部として活動し、応援には携わっていました。新たな自分への挑戦をしたいと思い団長になりたいと思ったのです。
途中でリーダー部だけに集中したいと思う時期もありましたが、部員数などの関係もあり、吹奏楽部との両立をしなくてはなりませんでした。とても大変でしたが、今ではやり切って良かったと思っています。

竹内さんは、80㎏を超える団旗を持つ大役を果たされていますが、何故、旗手を任されるようになったのですか?

竹内)以前から、自分は華やかに表舞台に立つタイプの人間ではないと思っていました。目の前の事に集中して、コツコツと乗り越えていく方が合っています。
入部した頃、団旗の存在を知り、ぜひ持ってみたいと思いました。今から思えば、団旗の存在意義などを理解しないまま、単に「持ちたい!」という軽い気持ちだったように思います。しかし、OBの方から団旗について、いろいろお話を聞いているうちに、事の重大さに気づき、何故持ちたいのか?団旗を持つとはどういうことか?など自分なりに考えました。そして悩んだあげく、応援団の象徴、母校に対する熱い思いの象徴である団旗を「持ちたい!」と思いました。
80kgを超える(風を受けると更に重くなる)大団旗を長時間持ち続けるために、また、大団旗を持つのは自分との闘いでもあるので、自分に打ち克つためには、心身ともに鍛える必要がありました。
せっかく伝統をひき継ぐことができたので、この先途絶えることなく続いてほしいと思います。

そもそも、応援団に入った動機は何ですか?

國松)もともと、楽器をしていたので、吹奏楽部に入りました。まさか、自分が3団体をまとめる団長となり、演舞をするとは、想像もしていませんでした。

岩佐)自分を変えたかったのが1番の理由です。
それまでは、嫌なことから逃げるというか、すぐに諦めてしまうところがあり、大学入学をきっかけに、そんな自分を変えたいと思いました。休部していたリーダー部が復活するということで入部してみると、ほとんど誰からの指導もないまま、昔の映像をもとに演舞を勉強したり、様々なことを模索していく毎日でした。思っていた以上に大変でしたが、そのおかげで、何事にも我慢強く、積極的に取り組めるように成長したと思います。

竹内)高校では、柔道をやっていたので、運動部に入ろうかと考えたこともありました。しかし、入学してすぐに学生部の方から声をかけていただき、興味を持ちました。今まで、携わったことのない応援団だったので、何もわかりませんでしたが、大学の方の「リーダー部を復活させたい!」という熱い思いが伝わってきて、入部を決めました。背が高く(192cm)力も強いということで、一目で応援団にぴったりだと思ったと言われました。先日の乱舞祭では、受験生の妹が時間を作って見に来てくれました。自分達が精一杯演舞をしたり、応援団で頑張っている姿を見て「自分も頑張ろうと思った!」とメールをくれました。自分の姿を見て元気を出してくれる人がいるというのは、本当に応援団冥利に尽き嬉しかったです。

先日、幹部交代式を終えられ、旧幹部、新幹部として一言お願いします。

國松)3年前にリーダー部が復活し、4月からはリーダー部として1~4年次生まで揃うことになります。今まで以上に「応援団」を引っ張る存在になってほしいと思います。

岩佐)来年は、リーダー部だけでなく3団体の団長として、更に充実した活動をしていきたいと思っています。また、今までは着手できなかった演舞の復活も計画中です。今まで以上に勉強もして、新しい応援団を作っていきたいと思います。

竹内)来年は、旗手としてではなく副団長として活動することが増えると思います。団長をフォローし、3部がまとまってより良い応援ができるようにしたいと思います。


現在、全学応援団は、リーダー部10名、吹奏楽部33名、チアリーダー部17名が所属し、活気に溢れています。
リーダー部やチアリーダー部の演舞も華やかになり、今まで以上にたくさんのことに挑戦できるようになりました。運動クラブの応援をはじめ、大学全体の応援をするため、日夜、練習に励んでいます。
みなさんも全学応援団の応援をよろしくお願いいたします!

(2016.02.17)

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