Vol.086 軟式(A号)野球部 山崎 勝也さんインタビュー

本日は、2015年12月8日~14日にグアムで行われた
「大学軟式野球国際親善大会」に日本代表として
出場した軟式野球部の山崎 勝也(経済・3年次)選手に
お話を伺いしました。

野球をはじめたきっかけを教えてください。

山崎 勝也さん(経済・3年次)
小学校2年生の時に、僕の兄が野球をしていたので、自然と始めることになりました。今思えば、自分がこんな大きな大会に出られたのも兄のおかげかもしれません。

高校時代はどのような選手だったのですか?

高校時代は履正社高校でプレイしていて、守備固め、3塁ランナーコーチとしてメンバー入りさせていただきました。一番の思い出は、大阪大会でホームラン打ったことです。
最後の夏の大阪府大会にベンチ入りして、大阪桐蔭高校との決勝戦に挑み敗れてしまいました。その試合は今でもよく覚えています。

高校から京都産業大学の軟式野球部に入って変わったことはありますか?

本学の軟式野球部には、監督もコーチもいないので、自分たちのことは自分たちで決めなければなりません。それが一番大きな変化でした。今までは周りが与えてくれた環境の中でプレイしていたので、グラウンドも自分たちで手配したり、練習メニューも決めるなど、今まで当たり前だったことが実は大変なんだと実感しました。しかし、チーム作りをゼロから始められるという点では、他の監督やコーチがいる大学に比べて、本学の強みだといえます。チームワークで勝つチームなので、こういう環境はプラスに働いていると思います。

今回の親善試合の日本代表選手は、どのような選考方法だったのですか?

まず、本学の軟式野球部が所属している近畿学生軟式野球連盟で、個人タイトルを取ることが条件です。

山崎さんは、どのようなタイトルを取られたのですか?

僕は、最優秀選手・首位打者・打点王・ベストナインです。

凄いですね。 その後の選考は、どんな内容でしたか?

書類審査で、プレースタイルや今回の遠征の目的などを審査されました。最終的に仙台でセレクション(実技・面接)が行われ、そこで僕が軟式野球を海外にも普及したいと考えていること、グアムの日本人学校に訪問し現地の方と交流を希望していることなどを語りました。 全国で23人の中に選ばれたのは、とても嬉しく達成感がありました

今回の親善試合で一番大変だったことはなんでしたか?

2日で5試合を行うというタイトなスケジュールだったということです。1日3試合をこなすのは本当に大変でした。

試合前の決め事やげん担ぎなどはありますか?

ルーティーンというほどではありませんが、試合の前日には必ず道具を磨きます。道具が綺麗じゃないと落ち着いてプレイに集中できないので、そういうところは几帳面だと思います。他には、銭湯に行ってサウナと水風呂を交互に入ると、やる気が出てきて気分が高まります。冷水に入った瞬間がすごくいいんですよ!

今後の目標などはありますか?

もう部活は引退したので、当面の目標は就職です。

今季の秋で引退されたそうですが、後輩へ向けて一言お願いします

個々の能力では他大学に劣る部分はありますが、本学の持ち味であるのチーム力を上げてもっと上を目指して欲しいです。

日本代表として今大会に出場を果たした山崎選手。彼の次のステップでの活躍や、新しいチームに生まれ変わった本学軟式野球部に注目です。

(2016.01.20)【記事・写真:体育会本部編集局 田村 祐一さん(法学部・1年次)】

PAGE TOP