Vol.080 バスケットボール部 井林 宥輔 さん・小林 礼秧さん・坂田 匠さんインタビュー

「第19回日本男子学生選抜バスケットボール大会」に
関西選抜チームとして出場し優勝を果たした
本学バスケットボール部の3名の学生にお話しを伺いました。

井林 宥輔さん(経営・4年次)小林 礼秧さん(法・4年次)坂田 匠さん(外国語・3年次)
7月3日(金)~5日(日)、大阪府なみはやドームで行われた「第19回日本男子学生選抜バスケットボール大会」で関西選抜チームが11年ぶり2回目の優勝を果たしました。本学からは、ヘッドコーチとして村上 和之監督、選手として井林 宥輔さん、小林 礼秧さん、主務として坂田 匠さんが参加し、優勝に大きく貢献しました。

日本学生選抜大会での優勝、おめでとうございます。

3人)ありがとうございます。
優勝を目指していたので、とても嬉しいです。

優勝できた勝因は何だと思いますか?

小林)「チーム力」の勝利だと思います。選抜チームは、複数の大学から選手が集まってきます。当然、方向性や細かなプレーが違うのですが、そこをうまく連携できるようコミュニケーションをはかれたことが良かったのではないかと思います。

具体的な解決策は?

写真左から井林 宥輔 さん・小林 礼秧さん
井林)本学の村上 和之監督がヘッドコーチとして指揮されたのですが、関西選抜のルールを作られました。そのことによってチームがまとまった気がします。自分たちでは当たり前のことでも、他のチームでは全然違うことが分かり驚きました。ルールと言っても、バスケットボールのプレーだけでなく、日常生活でのルールまでありました。

例えば、どのようなルールがありましたか?

井林)驚かれるかもしれませんが、「きちんと挨拶する」「礼儀正しく」など基本的なことまで決めました。ただ、振り返ってみると、このようなルールを共有することによって、同じ価値観を持ち、プレーの連携がスムーズになったと思います。
また、選抜されたメンバーは、バスケットに対する理解度が高いので、合同練習の日数が少なかったわりにチームの仕上がりが良かったと思います。

私も、2日目の試合を観に行きましたが、大学に関係なく、選手と応援席が一体となって試合を盛り上げていました。特に小林さんは、チームのムードメーカーで、見ているだけで元気をもらえました。

ゲームを見守る(左から)井林さん・坂田さん・村上監督
小林)普段は、あれほど観客にアピールしたりしませんが、今回は、チームの雰囲気がその行動を歓迎してくれていましたし、チーム力がどんどん上がっているのを感じたので、思う存分、盛り上がりました。関西が一体となって優勝できたような気がします。楽しかったです!

主務として、陰ながらチームを支えた坂田さんにとって、今回はどのような経験でしたか?

主務 坂田 匠さん
坂田)最初は緊張しました。選抜されている方は、自分より能力が優れていて、良い成績を残している選手ばかりです。年上の方が多いので、心配していたのですが、みなさん、とても気さくで優しかったので良かったです。本当にたくさんお仕事があり大変でしたが、とにかく、自分にできることがあれば、全てやろう!という前向きな気持ちで臨みました。普段、一緒に過ごすことのない方々と同じチームに所属でき、優秀な選手の意識の持ち方などを身近で感じることができました。勉強になることが多かったです。将来、指導者への道を進みたいので、とても貴重な経験をさせていただいたと感謝しています。

スタッフとしてバスケットに関わっていると、選手とは違うものが見えてくるのではないですか?

確かに、選手をしていた時よりも状況を把握できるようになったと思います。また、試合の流れやポイントとなるタイミングなども冷静に見ることが出来てきました。今でもたまに、プレーをすることがあるのですが、選手の時より良くなった気がします。勿論、筋力や体力などは落ちているので、実際に選手としては通用しませんが。
小林 礼秧さん
左から小林さん・坂田さん・井林さん

自分自身のなかで、関西選抜チームと本学のチームでは違いがありますか?

井林)本学のチームでは、最上級生ということで、先輩たちの代よりも良い成績を残さなければ!自分たちが引っ張っていかなければ!とプレッシャーがあります。関西選抜チームでは、みんなが平等であるという雰囲気があり、それぞれの役割に専念することができました。

今回学んだことは?

小林)チーム力の大切さを実感しました。 また、そのチーム力を上げるためには、まわりの言葉に耳を傾けることが大切だと思いました。今までは、謙虚な気持ちで接していないと、せっかくの良い話も素直に聞けないことが多くありました。今回、普段のメンバーでないこと、馴れ合いが許されないチームだったことで、本当に様々な意見を真摯に受けとめることができました。改めて気付いたことも多くあったので、この気持ちを忘れずに、本学のチームでもコミュニケーションをはかっていきたいと思います。

今後の目標は?

勿論、関西学生リーグ優勝!もっと言えば、全国で優勝!です。

最後に一言。

関西学生秋季リーグ戦が9月5日(土)、6日(日)に本学の総合体育館で行われます。
バスケットボールは、得点が多く入るスポーツです。お互いが駆け引きをしながら、目まぐるしく展開します。きっと初めての人でも楽しめるスポーツなので、ぜひ、この機会に応援に来てください!


明るいムードメーカーの小林さん、物静でときおり見せる笑顔が素敵だった井林さん、先輩に囲まれ緊張気味の坂田さん…それぞれの個性が絶妙なチームワークを生み出しているようです。お互いの印象をうかがうと、井林さん→小林さん「繊細かつ大胆」・小林さん→坂田さん「とにかく真面目」・坂田さん→井林さん「頼れる兄貴」でした。
そんな素敵な3人がいるバスケットボール部を応援しに来てください!

(2015.07.28)

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