Vol.078 男子ラクロス部 三角 魁さん・土谷 徳秀さん インタビュー

関西地区男子ユース選抜メンバーとして
「Lacrosse Down Under Cup2015」オーストラリア遠征に
参加されたお二人にお話しを伺いました。

三角 魁さん(経済・2年次)土谷 徳秀さん(法・2年次)
5月26日(火)~6月2日(火)、関西地区男子ユース選抜メンバーとして「Lacrosse Down Under Cup2015」オーストラリア遠征に参加されたお二人にお話しを伺いました。
今派遣には、ラクロスの強豪国アメリカやオーストラリアも参加していて、試合や交流会などを通じて、ラクロスの技術向上は勿論、様々な文化交流など、とても充実した1週間だったようです。

ラクロスを始められたのは、大学入学後だということですが、それまではどんなスポーツをしていたのですか?

2人とも野球をしていました。
大学入学を機に、他のスポーツをしたいと思いました。

野球の経験がラクロスに役立つことはありますか?

ボールを投げたり、取ったりする動作は、ラクロスにも共通する動作なので、非常に役立っていると思います。
ただ、野球は攻守がはっきり区別されていますが、ラクロスは常に攻守の立場が入れ替わるので、プレーに慣れるまでには時間がかかりました。

どのような経緯で、選抜メンバーに選ばれたのですか?

三角 魁さん
昨年、夏と冬に1年次生だけの試合がありました。
最初は、参加者全員が対象となっているようですが、試合中のプレーを見て、候補者を選抜していくようです。
試合の度に候補者が絞られていき、最後まで残った者が遠征に参加できます。

たくさんの選手の中から自分が選ばれたのは、どのような理由だと思いますか?

土谷 徳秀さん

土谷)自分の長所は「得点力」だと思っています。野球で培った肩の強さで、シュートのスピードが速く、また、タイミングなども工夫していることが「得点力」に繋がっているのではないでしょうか。

三角)自分はゴ—リー(ゴールキーパー)なのですが、実は、セーブすることに関しては自信がありません。しかし、やはり野球をしていたことで、「投げる力」が評価されたのではないかと思っています。

海外の選手と交流してみて、感じたことはありますか?

三角)ラクロスを取り巻く環境が整っていて、羨ましかったです。交流した人の中には、小学生からラクロス歴50年のおじさんまでいらっしゃり、とても身近なスポーツなんだと実感しました。

土谷)海外の選手はフィジカルが強いと感じました。技術力はあるのですが、とにかくパワーがありました。小柄な僕たちは、俊敏さをいかし、作戦で勝たなければならないと思います。 また、メンタルの強さにも驚きました。ONとOFFがはっきりしていて、アップも時間ではなく内容を重視し、集中して行っているようでした。試合後の切り替えも早く、気まずいプレーがあっても、引きづることはありませんでした。ぜひ、見習いたいと思います。

2人)競技とは別に、もっと、英語が出来れば良いなぁ~と思いました。ラクロスという共通点があるので、何となく交流したり学んだり出来ましたが、言葉が分かれば、もっと内容のある会話ができたのにと残念です。

関西選抜メンバーとして他のチームの選手とも一緒にプレーされましたが、感じることはありましたか。

土谷)同じ学年の選手でしたが、みんな技術的にも優れていて勉強になりました。他の選手のプレーを真似てみたり、今までよりも自分の引き出しが多くなった気がします。

三角)他のチームの選手と話してみて、本当に良く考えているのだなと感心しました。思いもよらない戦術を聞くこともあり、良い影響を受けました。これからのプレーにいかしていきたいと思います。

最後に、今年の目標を聞かせてください。

三角)まずは目の前のユース選手権のメンバーに選ばれ、日本一を目指していきたいと思います。そして、8月からリーグ戦が始まります。昨年は、リーグ戦で準優勝しながら、全国大会への出場権を逃すという、とても悔しい思いをしました。今年は先輩方と関西制覇できるように日々の練習を取り組んでいきたいです。

土谷)ユース選抜チームで今まで練習してきたことや遠征での貴重な体験をした中で自分が勝負できると思う武器を見つけることができました。昨年は応援することしかできませんでしたが、今年はリーグ戦に出るチャンスがあります。その中で自分の武器をリーグ戦で発揮し活躍したいと思います。


お二人とも、貴重な経験をされ、ラクロスの魅力を再確認されたようです。
日本では、まだ新しい競技というイメージのある「ラクロス」ですが、彼らが世界に羽ばたいて注目のスポーツになる日も近い予感がします。

(2015.06.19)

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