Vol.075 眞柴 健さん(体育会本部編集局)近持 恒平さん(経済)インタビュー

昨年「課外活動サイト」の取材活動を1年間担当された、
2団体から代表として、眞柴健さん(法・3年次)、
近持 恒平さん(経済・4年次)の2名にお話を伺いました。

普段は、主にどのような活動をされていますか?

眞柴 健さん(法・3年次)近持 恒平さん(経済・4年次)

眞柴)私たち体育会本部編集局は、日頃、体育会クラブ活動の取材を行なっています。試合や合宿があれば、現地まで駆けつけ取材したり、目立った活躍をした選手やこれから期待される選手など、様々な角度から対象を見つけ、インタビューをしています。その内容を大学の「課外活動サイト」や体育会の新聞「アスレチック」に掲載して、たくさんの方にスポーツの感動を伝えています。また最近では、試合経過をお伝えするツイッター速報にも取り組んでいます。

近持)私たち文化団体連盟本部は、文化系クラブの活動を取材しています。学内、学外問わず開催される部展や、コンサートなど、出来る限り、訪れるようにしています。体育会本部編集局のような、取材して記事などを書くことを専門としたクラブと違って、文化団体連盟本部のメンバーは、それぞれがクラブに所属し、そのクラブの活動も続けながら、本部の仕事も担っています。
また、文化団体連盟本部の大きなイベントとしては、春の文化祭といわれている「シエスタ」や秋に行われる「神山祭」のステージ企画を運営しています。

クラブに入ったきっかけと、その活動の魅力は何ですか?

眞柴)高校時代は野球部に所属しており、大学では逆に選手を報道する側になりたいと思ったのがきっかけです。体育会本部編集局の活動の魅力は、アスレチックを制作することだけでなく、Webにて自分の記事が様々な方に読んでもらえることです。また、選手と仲良くなれることや、偉大な記録達成や勝利の瞬間に遭遇できることも魅力のひとつです。

近持)最初は幹部の先輩に憧れて、文化団体連盟本部に入りました。毎年40人くらい部員が入り、部員が多いので幅広い人間関係を築けることがこの部活の魅力です。また、大学の行事の運営で、部員同士で協力しあって、何かを成功させることも魅力のひとつです。

眞柴さんに質問ですが、年4回の「アスレチック」発行は体育会本部編集局の主な活動だと思いますが、一番苦労したことや自分を成長させてくれたことをお聞かせください。

近持さんが所属するアングリングクラブ

高校時代、生徒会長を務めた経験があり、様々な方と協力し、何かをするのは慣れていましたが、新聞を作るのが初めての初心者に対して1から教えたり、メンバー内で価値観が違い、方向性が統一できなかったりするときが一番大変でした。自分を成長させてくれたのは、お世話になった先輩方です。厳しく指導していただいたので、人間としても大きく成長できました。

近持さんに質問ですが、シエスタや神山祭ではどのようなことに心がけましたか?

H26 神山祭
シエスタでは、新入生に部活動の魅力を伝えるために部展や演奏会、体験会など様々なイベントを運営しています。神山祭では、ステージ企画やゲストなど様々なことを自分たちで決めることができます。大きなイベントなので、やるべきことがたくさんあり大変ですが、トラブルがなくスムーズに進むよう計画を立てるときに、順序良く物事が進むように心がけています。

眞柴さんに質問です。昨年、報知新聞主催の学生新聞コンクールで準優勝したときの感想を聞かせてください。

会場で準優勝と聞いた時は、素直に嬉しかったです。多くの大学が集まるなかで、まさか、こんなにも良い結果を出せるとは思いませんでした。しかし、準優勝には満足していません。優勝できなかったことが本当に悔しく感じたからです。スポーツ選手が2位で悔しがる気持ちが納得できました。来年こそは優勝します。

この一年間でもっとも印象的な取材は何ですか?

眞柴)硬式野球部が創部初の神宮大会に出場したことです。しかし、同日にラグビー部の試合が関西であり、関西学生リーグ優勝に向けて勝ち続けている最中だったので、どちらの試合も行きたく、人生で初めて分身したいと思いました。ラグビー部は、長野県での夏の合宿にも取材で訪れていましたし、梁 正秋主将(2015年経済卒)を先頭にチーム力で強豪に立ち向かっている姿が素晴らしく、取材を諦めきれませんでした。最終的には、硬式野球部の取材を選びましたが、ツイッター速報でラグビー部が勝ったと知った時、感動のあまり、号泣してしまいました。

近持)私のもっとも印象的な取材は神山交響楽団を取材したときです。私が書いた記事を読んでくださった部員たちが私に感謝の意を伝えてくださったことが本当に嬉しかったです。

ラグビー部 合宿
硬式野球部 秋季リーグ優勝

今後の目標を聞かせてください。

眞柴)スポーツ担当なので、日頃、お世話になっている選手や監督、コーチに恩返しをしたいです。また、2019年に行なわれるラグビーワールドカップや、2020年に行なわれる東京オリンピックに向けて、より多くの方にスポーツへの関心を持ってもらえるように、より良い記事を書いていきたいです。今年は、編集長という立場にもなりましたので、後輩育成にも力を入れたいと思っています。個人的には、5年後、10年後もスポーツに携わっていきたいです。

近持)今年、報道局長を務める後輩に自分が経験してきたことを伝えて、フォローしていきたいと思います。


昨年1年間、課外活動サイトの取材担当をされていたお2人にお話を伺ってみて、取材やクラブに対しての熱意、工夫など、見習いたいことがたくさんありました。先輩方の思いを受けて、さらに充実した取材をしていこうと思います。

(2015.04.08)【記事・取材:体育会本部編集局 野島 光太さん(法・2年次)】

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