Vol.069 軟式(A号)野球部 山本 貴大さんインタビュー

近畿学生連盟リーグ戦で見事優勝を果たした、
体育会軟式野球部の主将 山本 貴大さんにお話を伺いました。

大学で軟式野球部に入ったきっかけは何ですか?

山本 貴大さん(法・3年次)
大学に入り、高校時代の先輩が軟式野球部にいたので入部してみようと思いました。小学校から続けた野球を大学でもやりたいと思っていました。本学には、軟式野球部のほかに硬式野球部、準硬式野球部があります。軟式野球部は、監督やコーチが不在で、野球をする環境では不十分なところがありましたが、選手自身がしっかり考えて野球をしていくのは凄く魅力がありました。

連盟リーグ戦を振り返ってどうでしたか?

部員やマネージャー含めて、1人1人が自分の役割をしっかり理解していて全うできたことで結果がついてきたのだと思います。一戦一戦チームが強くなっていくのを実感しました。夏以降、本気で優勝を狙えるチームに成長できました。

連盟リーグ戦負けなしという快挙でしたが、苦しかった試合はありましたか?

大阪大学戦の試合はとても苦しかったです。先制点を取られた後に逆転をしたのですが、また逆転されリードを奪われました。その試合は終盤に本学が逆転し、なんとか勝利しました。ねばり強く戦ったこの試合を通してチームに勢いがつき、自信にもつながりました。もう1つ挙げるなら、唯一引き分けた兵庫県立大戦です。全勝で迎えた試合でしたが、相手投手が良く、打線も1点しか取れませんでした。そして9回裏に、相手打線に同点本塁打を打たれ、あと一歩のところで勝利できず、引き分けに終わりました。

今季のチームの良かったところ、課題となるところは何ですか?

秋季リーグ優勝!
良かったところは全員が勝利に向かって野球ができていたことです。試合に出ている人も出ていない人も、しっかりサポートや準備をしてくれました。チーム一丸となって野球ができた一番の要因です。
課題は、新チーム結成当初は全く打てず、守備も失策を繰り返していたところです。課題を挙げればキリがありません。その都度、3年次生が指導をするのはもちろんですが、選手一人ひとりが考えて、上手くなろうという気持ちがあったことが今季の強さに繋がったのではないかと思います。

来季のチームの注目選手は誰ですか?

投手では石原 大輝(経済・2年次)です。去年のチームから投げていて、今年も安定した投球でチームを勝利に導きました。12月に台湾で行われる日台大学国際親善大会では日本代表に選ばれ、非常にチームからも期待がかかる存在です。 打者では山崎勝也(経済・2年次)です。今季リーグでも非常によく打ちました。打撃でも守備でもチームの中心選手であり、先頭に立ってみんなを引っ張っていってほしいです。

後輩に向けて何かありますか?

僕らが出場を果たせなかった全日本大学選手権大会に出場し、優勝してほしいです。今年の悔しさをバネにして、強い本学軟式野球部を作り上げていってほしいです。

連盟リーグ優勝や2年連続西日本大会に出場と、確実に力をつけている軟式野球部。自ら考えて指導、練習していくのはそう容易くはない。チームのスローガンでもある「打ち勝つ野球」を実現し、全国の舞台で活躍する姿を見るのは、そう遠くはないだろう。

(2014.12.20)【記事・写真:体育会本部編集局 岩瀬 弘大さん(経済・2年次)】

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