Vol.067 アメリカンフットボール部 谷田 淳さんインタビュー

今回は、今シーズン好調に勝ち進む
本学アメリカンフットボール部サギタリウスの主将
谷田 淳さんにお話しを伺いました。

アメフトを始めたきっかけは何ですか?

谷田 淳さん(経営・4年次)
大学に入るまでは野球をずっとしていて、高校では甲子園に出場することができました。しかし、自分はずっとベンチでした。大学で野球しても試合に出られるのかと不安に思っていたところに、監督から体格を活かして大学ではアメフトをしてみないかと声をかけられ、一花咲かせたいと思い、本学にスポーツ推薦で入りました。

最初に試合に出場した時の感想を聞かせてください

入部して最初の試合に何も分からない状態で出ましたが、約20メートルヤード進む事ができそこでアメフトの面白さがわかりました。

キャプテンを任された時の気持ちはいかがでしたか?

自分たちの代からコーチのいないチームになり、4年次生だけで行ったミーティングで自ら名乗でました。キャプテンなりたいというのは以前からずっと思っていて、2年次生の頃から既にチームのことを考え動いてきました。自分達の代は技術面には自信があったので、精神面に重点をおいてレベルを向上させようと思って就任しました。

オフシーズンはどのような練習をしていましたか?

以前までコーチの指示どおりしか動かず、自ら考えるということを積極的にしていかなかった結果、昨年は最下位になりました。そこで今年からは自分たちで考えて動くようにしました。しかし、コーチがいない状態になり、初めは何をしたらいいのかもわかりませんでした。そこでOBの方にアドバイスをもらい、まず今の欠点を見つけそれを改善する練習を選手全員で考えて練習に取り組みました。

キャプテンとして大変だったことはありますか?

自分もずっと調子が良い訳ではない中で、後輩たちのことチーム全体のことを常に考えなければならないというのが3年次生までとは違い大変です。でも、4年次生のメンバーがミーティングなどを通じて協力してくました。

一番心に残った試合は何戦ですか?

大阪産業大学戦です。相手は、今までからライバル関係にある大学で、勝てたときは自然と涙が出てほんとに頑張ってきて良かったと思いました。

今シーズンのチームの状態はどうですか?

全体としてはとても積極的に動くことができ、チーム全体として良い状態だったと思います。しかし、一試合目に昨年2部リーグで優勝したチームに勝ち、気の緩みが出たことは残念でした。やはりメンタルの部分が原因だったと思います。

メンバーに対して思う事をお聞かせください。

今年は「わ」というチーム目標を掲げて、何事に対して全員で積極的にやっていこうという気持ちが出ています。「和」「輪」に限定するのではなく、様々な意味を込めて、あえて平仮名の「わ」にしています。 控えの選手も試合を集中して応援したり、練習の時から声をだしたりして全力でやる事で何かを得られると思います。そして、その結果が大阪産業大学との試合ではしっかり結果として出てたのではないかと思います。
実際に試合に出ないと分からないこともあると思うので、1年次生たちには、出場する機会をつくり、自分達でチャンスをいかして点を取る経験をさせてあげたいと思います。
今のチームは本当にいい状態ができているので、これまで努力してきたことを無駄にすることなく、今年1年間やってきたことを本学アメリカンフットボール部の強みとして根付いていって欲しいです。

試合後や今回の取材を通じて、主体性を持って行動し1部リーグ昇格をチーム全体で目指しているという熱い気持ちが伝わってきました。
※取材後に行われた、シーズン最終戦の和歌山大学戦でも47—6で勝利をおさめましたが、追手門大学が全勝をおさめたことにより残念ながら1部リーグ昇格の入れ替え戦へは一歩届きませんでした。

(2014.11.27)【記事・写真:体育会本部編集局 森本 真伍さん(法・1年次)】

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