Vol.060 ハンドボール部 主将 松尾 豪佑さん・松尾 卓哉さん インタビュー

関西学生ハンドボール連盟春季リーグ戦において、
得点王に輝いた松尾 卓哉さん(経営・3年次)とチームの司令塔である
主将の松尾 豪佑さん(経営・4年次)、「W松尾」の
お二人にお話しを伺いました。

松尾 豪佑さん(経営・4年次)・松尾 卓哉さん(経営・3年次)
関西学生ハンドボール連盟春季リーグ戦において総合得点71点という好成績で得点王に輝いた松尾 卓哉さんと、チームの主将であり、センタープレイヤー(司令塔)としてチーム最多のアシストをした松尾豪佑さんは、幼稚園時代からずっと同じチームでプレーをしており、W松尾として西日本で注目されています。

今リーグを振り返り、また得点王という結果が出てどう思いますか?

松尾豪)チームとしては、一人一人の力が出しきれなった苦しいリーグでした。そのなかで、松尾(拓)君が個人の結果を出せたことは良かったです。自分はセンタープレイヤーとして、チームのエースである松尾(卓)君にボールを集め、彼を中心にゲームを組み立てました。松尾(卓)君の実力なら関西で得点王を十分に狙えると思っていたので、結果には満足しています。

松尾拓)リーグの前に「得点王を狙ってみろ」と主将に言われ、常に得点力を意識して練習に取り組んできました。試合でも、積極的にシュートを打ちにいくのが自分の仕事だと思い、攻めていきました。自分の力だけでは、この結果にはならなかったと思います。主将やチームメイトがうまく連携をとって生かしてくれるからこそ、得点できていると思います。

W松尾として注目されていますが、お互いについてどう思っていますか?

松尾豪)プレーでは、エースとしてもちろん頼りにしていますし、チームで何か相談ごとがあるときも頼る相手は松尾(卓)君です。

松尾卓)自分にとって主将は、頼りがいのある先輩です。また、主将からは信頼されていると自負しています。主将とは幼稚園から同じチームでプレーしているので、お互い息が合ったコンビだと思います。実際、連携はやりやすく、試合中も気持ちよくプレーできています。

主将 松尾 豪佑さん
得点王に輝いた松尾 卓哉さん

チームの雰囲気はいかがですか?

エースを支えチームを引っ張る松尾 豪佑 主将

松尾豪)主将として、部員同士の時間を大切にしています。練習以外でのコミュニケーションも大事だと思っていて、一緒に外食に行くなどの機会が増えてきました。

松尾卓)練習は、体育館を使える時間も限られているので、短時間集中をチームで心がけています。

松尾豪)オンオフをしっかり意識できるようにしています。また、体育館が使えない日も、チームとしてトレーニングのメニューなど決めて活動しています。個々の判断に任せてもいいのですが、一人ではできないこともあります。そして、みんなが揃ってトレーニングに励むことは、一日の目標を共有するためでもありますし、チームが揃って同じ目標を持ち練習することは大切だと思っています。自主練習については、大学生で強要することもないと考えていますし、個々の判断に任せています。それぞれ、自主的に行動できる部員ばかりなので、あえて指示する必要もないと思っています。

今後の課題は何ですか?

1部得点王に輝いた松尾 拓哉選手

松尾豪)個々の能力が特別高いわけではないので、チームがまとまって力を発揮することはとても重要です。チームスポーツなので、僕と松尾(卓)君の連携だけでは勝てません。一人一人が力を出し切れるように心掛けています。自分たちが得意としているDFからの速攻がより上手く決められるようにしていきたいです。 松尾拓)自分はまわりに声をかけていけるタイプではないので、プレーでしっかり結果を出して、チームを引っ張っていきたいです。

松尾豪)結果が出せないチームでは、注目してもらえないと思っています。自分たちで結果を出して、学内外で注目され応援してもらえるようなチームにしていきたいです。

松尾拓)応援してもらえたら嬉しいです。ただ、自分は見られていることを意識すると緊張してしまうので、試合に集中して結果で応えられるようにしたいです。


先日開催された西日本インカレでは、W松尾に対して厚いマークがつきましたが、チーム全員が活躍して、インカレ出場決定戦で見事勝利し、全日本インカレ出場権を獲得したハンドボール部。W松尾を筆頭に、リーグでの課題を克服しチーム一丸となって目標を達成してほしい。

(2014.07.24)【記事・写真:体育会本部編集局 浦野 礼奈さん(文化・3年次)】

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