Vol.050 新聞局・体育会編集局・文化団体連盟本部 対談

「課外活動サイト」の取材活動を1年間担当された、
3団体から代表として、3名にお話を伺いました。

主に本学のクラブの優秀な大会や注目イベントなどの活動を伝える「お知らせ」。クラブで活動する個人やその団体をクローズアップし、インタビューなどの記事を掲載する「クラブの星」。

今回は、そんな本学「課外活動サイト」の取材活動を平成25年度1年間担当された、3団体から代表として、大川 ひかりさん(新聞局・経済・3年次)佐藤 孝樹さん(体育会本部編集局・法・2年次)、山口 裕基さん(文化団体連盟本部・法・4年次)(以下、文連)の3名にお話を伺いました。

いざ任期を終えて感じたことを教えてください。また、苦労した点や当初の取材と比べて自分が変化・成長したと思った点を教えてください。

山口)自分が4年次生ということもあって、やはり就職活動とクラブ取材を並行して行うことに対して難しさを感じることはありました。
文連は取材専門の団体では無く、所属する文化系クラブのサポート全般が主な役割です。取材ももちろんクラブ活動のサポートではありますがそれは文連全体の仕事の一部に過ぎないということもあり、そのような環境下において担当の自分1人が軸となってクラブ取材を行うことに戸惑うこともありました。
しかし、回数を重ねるうちに自分のやり方が見え始め、最終的には取材したクラブの方から「取材慣れしている」と言っていただけてうれしさを感じました。また取材を通して今まで気づかなかった各クラブの魅力・面白さを見つけることができ、興味深かったです。

佐藤)この1年間担当者として上級生がいらっしゃいませんでしたが、私は、この取材担当を務めるのは2年目だったので、「お知らせ」や「クラブの星」の取材をスムーズに行えたと思っています。
ただ、「クラブの星」に関して、大会前の事前取材をした選手が好成績を残すと事後取材にしておけばよかったと思うこともあり、事前取材か事後取材、どちらにするかの選択が難しいこともありました。

山口)「クラブの星」に関して、文化系クラブは大会等が少なく、成績が出にくい事に加え、なるべく全クラブに焦点を当てようとしていたこともあり、取材対象の人選が難しかったです。

佐藤)結果に関して、体育会系クラブは白黒はっきりするので取材がしやすいかもしれません。また、事前取材が当日の試合観戦や試合後に行う取材にも生かせました。

大川)私は今年度の途中からこの取材担当に就きましたが、新聞製作とも校正などの要領が違うので、最初は要領がわからず難しさを感じることが多々ありました。ただ、その点については学生部の方々の対応が丁寧・親切だったので感謝しています。
また、新聞局は体育会や文連とは違い、普段は新聞の取材として、大学の職員の方や教授などにお話しを伺っているので、学生取材がとても新鮮でした。

この1年間で印象的な取材はありますか?

大川)7月24日に「クラブの星」に掲載された「演劇部」の夏公演の取材が最も印象的でした。演劇部については過去に新聞でも取り上げていましたが、実際に演劇を見てから取材というのは初めてだったので取材で話が大いに弾みました。取材担当になってから初めての取材という点でも印象的でした。 また事後取材だったので日程が合わず、取材に関しての難しさを感じたことも印象的でした。

佐藤)12月25日に「クラブの星」に掲載された「ラグビー部」の4人対談です。私が取材をしたわけではないのですが、前年度までの雪辱をはらし、今年度に関西大学選手権を3位で通過して全国大学選手権大会へと進んだという話題性もさることながら、主将、副主将を中心に4年次生の4人対談を行い選手が楽しそうに様々なお話を聞かせてくださったのが印象的でした。
「お知らせ」では、やはり去年・今年とずっと試合や取材に伺っていてお世話していただいているサッカー部の1部リーグ残留(12月10日掲載)が印象的です。普段からサッカー部の選手たちとは良好な関係を築かせていただいていますし、取材にも協力的で助けていただいています。 また、取材に関して応援メッセージなどで反響があると嬉しいですし自信につながります。
これからもクラブ側の負担にならないよう、気をつけながらどんどん取材を行っていきたいです。

山口)12月10日にクラブの星に掲載された「英語研究会」の坂本直樹さんの取材です。他大学のハイレベルな学生が数多く出場する「2013年度荒木杯争奪 全日本英語弁論大会」において坂本さんが優勝した際のものです。優勝という点もさることながら、事後取材に対しても熱意をもって向き合ってくれたという点も印象的でした。

演劇部(秋公演)
ラグビー部(全国大学選手権)
英語研究会(荒木杯 優勝)

最後に、本学生・クラブ生へ一言お願いします。

佐藤)クラブに所属していない学生には、やはり本学のクラブ活動についてもっと知ってもらえればと思います。新入生にとっても「課外活動サイト」がクラブを知る選択肢になってくれればと思います。 また、クラブ生は課外活動サイトを見ることでさらに活動を活発化させてくれればと思います。

山口)やはり体育会系クラブと比べてどうしても表立たない面があるので、文化系クラブがどれほど素晴らしい活動をしているのかということを、本学生にはもっと知ってもらえればと思います。そのために、「課外活動サイト」や私たちの取材がきっかけになってくれれば嬉しいです。

大川)「課外活動サイト」の認知度がもっと高くなればと思います。そこから本学生が興味・関心を広げてくれたらと思います。

今回の対談、3人が取材担当者として約1年間取材をする中でクラブ員や本学の多様な面を見ているのだということがはっきりとわかりました。その中でも「本学のクラブ・所属するクラブ員の良さや個性、実績を一人でも多くの人に知ってもらいたい。」という思いの強さは心に沁みるものでした。

今後も、「課外活動サイト」にご注目ください!


(2014.03.24)
【記事・写真 文化団体連盟本部 近持 恒平さん(経済・2年次)】

PAGE TOP