Vol.046 アングリングクラブ 古川弘章さん、御子 神智之さん、紀伊馬 翔太さん、丸山 凌さん インタビュー
今回は週1回の例会に加え、様々な場所で
釣りをする活動を行っており、
全国大会で優勝するなど数多くの実績がある
アングリングクラブにお話を伺いました。

「アングリング」とは、漁業及びレクリエーションの両方の意味を含む「フィッシング」とは違い、スポーツとしての要素を含むスポーツフィッシングのことを指します。
アングリングクラブ平成25年度の主幹の古川 弘章さん(経営・3年次)、平成26年度の主幹の御子神 智之さん(理・2年次)、会計補佐 紀伊馬 翔太さん(外語・2年次)、丸山 凌さん(経営・1年次)、副主幹兼文化団体連盟本部報道部局長の私近持 恒平(経済・2年次)で対談を行いました。
初めに皆さんが釣りを始めたきっかけを教えてください。また最初に釣った魚はなんですか?

古川)小学生の頃に友達と川魚を釣ったことがきっかけです。最初に釣った魚はコイでした。
御子神)小学生の時に道具をもらい、釣りをしたのがきっかけです。最初に釣ったのはブラックバスでした。
紀伊馬)親が釣りをしていたので、幼稚園の時に連れられて初めて釣りをしに行きました。最初に釣れた魚はタナゴでした。
丸山)幼い頃に、親とサビキという小魚の釣りでコアジなどを釣ったのがきっかけでした。そこから釣りにハマり、近所の川へ通うようになりました。
12月15日に行われた「ウィンターバッシング」についてお聞かせください。
古川)「ウィンターバッシング」とは本学アングリングクラブが毎年12月に開催している大会です。競技の対象となる魚は20cm以上のブラックバスで、釣った中で大きかった3匹の長さで競います。全日本学生釣魚連盟の主催する大会と違い、OBでも参加できるので現役生とOBの仲を深めることができます。
近持)結果的に本学からは、私含め2名の入賞者を出すことができ、更にOBとの交流から他では得ることのできないものを得ることができたので、個人的に今回のウィンターバッシングは大成功だったのではないかと思います。

当日は悪天候と寒さで非常に厳しい状況でした。魚が釣れる感触すらなかった選手が非常に多かった状況で圧倒的な釣果を出すことができた理由を教えてください。
私たちも比較的透明度が高く、水質のよさそうな場所で釣りをしていたのに魚のあたりは一度もありませんでした。バス釣りのプロの方でもきれいな水を好む方がいれば濁りを好む方もいらっしゃいます。この差はいったいどこにあると思いますか?

魚を釣るには集中力を切らさないことが重要ですが、当日は非常に寒さが厳しく、釣りに対する集中力を保つことが難しい状況でした。そこで丸山さんが集中力を保って釣りをすることができた理由を教えてください。
丸山)やはり釣りが好きだというのが第1の理由です。また今回の大会のように琵琶湖でボートを出して釣りをするというのは大変貴重な機会なので、モチベーションは自然と上がります。そのほかにも、投げるルアーを変えたりして、気持ちを改めることも大切にしています。そして、魚の反応があると嬉しいですし、集中力も上がります。
紀伊馬)あの環境でルアーを変えるのは、手がかじかんでいて面倒だと思われるのに、釣ることに対しての熱意を感じます。丸山くんはバス釣りの部内戦でも同船しましたが、場所の移動が比較的多かったように感じましたが、何故頻繁に移動するのですか?
丸山)場所の移動も集中力を保つために重要だと思っています。場所を変えて魚の反応があると嬉しいですし、また、この釣り方で釣れなければ、今日は何をしても釣れないと思えるほど自分が自信を持っている釣り方をすることも重要です。
紀伊馬)自分が今までしたことのないような新しい釣り方で、魚が釣れた時の感動も素晴らしいものがあります。それがバス釣りの奥深さでもあります。
バス釣りに関して、今後の目標をお聞かせください。
最後に、平成26年度アングリングクラブ新体制の目標についてお聞かせください。
紀伊馬)過去二年、全日本学生釣り選手権大会ソルトルアー部門という生き餌を使わない海釣りの部門で、平成24年度は辻成哲さん(法、4年次)、25年度は今永航汰さん(法、3年次)と2年連続で優勝しています。しかし平成26年度メンバーはバス釣り専門の部員が多く、海釣りをする部員が少ないので、バス釣りだけでなく、幅広い釣りをしたいと思っています。
御子神)今年度はどんどん新しいことをしていけたらいいなと思っています。具体的には、クラブイベントとして釣りに行く回数を増やしたいです。また、大会以外でプライベートで釣りに行くのが毎回決まったメンバーなので、もっと色々なメンバーで数多く釣りに行きたいなと思っています。
毎年安定して好成績を残しているアングリングクラブ、終始和やかな雰囲気で対談できたことから、本当に釣りが好きだということを感じました。今後の成績にも大きく期待したいです。
(2014.01.20)
【記事・写真:文化団体連盟本部 近持 恒平さん(経済・2年次)】