Vol.043 バレーボール部 玉宅 健太郎さん インタビュー

今回は、セッターとして社会人チーム「FC東京」に
入団が決定した、男子バレーボール部主将の
玉宅 健太郎さん(法・4年次)にお話を伺いました。

バレーボールを始めたきっかけを教えてください。

玉宅 健太郎さん(法・4年次)
中学校の時の体験入部期間に、男子バレーボール部の見学に行き、そこの先輩たちのプレーする姿がかっこいいと思ったからです。

本学でバレーを続け、得られたことはなんですか?

本学には、バレー以外にもいろいろな面で人間的に成長出来ると思ったので、入学を決めました。そこで、誰かに頼るのではなく、自分が引っ張っていくんだという意識が強まりました。キャプテンとしてチームを引っ張っていく中で、やはり自分のことだけでなく、チームのことを1番に考えることが大切だと思いました。自分自身で成長した、というよりも、チームや周りの人たちに成長させてもらったと思うことが多いです。

日本社会人バレーボール・Vリーグの名門である「FC東京」から、入団の話が来た時はどう思いましたか?

とにかくびっくりしました。初めは、他のチームから話を頂いていたのですが、そのチームにセッターで他の選手の入団が決まったため、一度は入団の話がなくなりました。しかし、5月の黒鷲旗の選抜大会に出場する選手の練習相手として、本学も参加していた時、調子が良く、セッターを探していたFC東京の方の目にかなったようで、入団の話が来ました。社会人チームでプレーすることを、一度は諦めかけていたので、話を頂いたときは本当に驚き、嬉しかったです。同時に、とてもプレッシャーを感じました。

自分が選ばれた要因、長所はなんだと思いますか?

見に来られていた時の試合で、本当に調子が良かったこともあり、目立ったのだと思います。(FC東京が)高さのあるセッターを求めておられたようで、自分を選んでくださったようです。

FC東京の練習には、参加されましたか?

練習場所が東京なので、簡単に行くことが出来ませんが、何度か練習に参加しました。練習中、雰囲気が良く、選手1人1人が自立して目的意識をしっかり持って練習に臨んでいることが伝わってきました。

目標とする選手はいますか?また、理想の選手像などはありますか?

特に目標としている選手はいません。また、理想の選手像も特に考えていませんでした。今出来ることを精一杯取り組んでいきたいと思います。

現在の本学のチームはどのような感じですか?

上位のチームと、技術的には決定的な差はないと思いますが、上位チームの選手は、点に結びつくプレーの仕方が身についていると感じます。練習では、1つ1つのプレーに問題はないので、それを試合でどう発揮するかが大事だと思います。試合の序盤で、流れに乗れると良いのですが、流れに乗りきれないと雰囲気も悪くなってしまいます。失敗すると、あわててしまうので、落ち着いてプレーを出来るようになればいいと思います。

夢を掴むために必要なことは何だと思いますか?

“こうしたい!”と思った時に、すぐに行動することが大切だと思います。例え、それが間違っていても、きっと自分のプラスになると思います。失敗を恐れず、前向きに行動していきたいと思っています。

本学男子バレーボール部史上3人目の社会人チーム入団を果たした玉宅さん。東京FCでも大いに活躍してほしい。

(2013.12.18)
【記事・写真:体育会本部編集局 浦野 礼奈さん(文化・2年次)】

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