Vol.034 馬術部 澤村 拓哉さん(経済・4年次)インタビュー

今回は日韓馬術大会に日本ジュニア代表として出場された
澤村 拓哉さん(経済・4年次)に
インタビューさせていただきました。

澤村 拓哉さん(経済・4年次)
私自身が馬術に関して素人ということもあり、基本的な馬術のことや、日韓馬術大会での様子をお聞きしたところ、わかりやすくかつ面白く教えてくださいました。

馬術とは何を競うのですか?

主に馬場馬術、障害、総合馬術の3つの種目に分かれます。馬場馬術は、馬をいかにきれい見せるかを競い、障害は様々な障害を突破していく競技です。例えば10~14本の130cmのハードルを飛び越えるというのがあります。そして、総合は馬場、障害、クロスカントリーの3つの競技を競います。特に総合は、3種目ごとに馬を訓練しなければならないので大変です。

馬に対して、気をつけることはありますか?

馬は、普段は大人しいのですが、ちょっとしたことで暴れたりしてしまいます。そういう時は、なでてあげたり、「大丈夫?」などと声をかけてあげたりして、落ちつかせたりします。また、馬は大会で場所が変わっただけでも落ち着きがなくなるので、たくさんの試合に出させて環境に慣れさせることも大切です。

日韓馬術大会が決まった時、どう思いましたか?

まずこの話を聞いた時、びっくりしました。そして、やはり日本代表として国際試合に出場するということは、嬉しいというよりも不安のほうが大きかったです。

日韓馬術大会 歓迎会の様子
日韓馬術大会 記念撮影

大会はどんな様子でしたか?また、競技はどうでしたか?

競技場は独特な雰囲気でした。競技自体は、団体戦という形で日本人学生5人、韓国人学生5人がそれぞれ馬に乗って競いました。私自身の対戦は、相手がバーを3本落としたのに対して、自分はバーを1本落とすだけで終えました。乗った馬は、他の馬と比べて跳ぶ能力が劣っていたということもあり、仲間から褒められたことが心に残っています。

韓国の選手と交流などについて、お聞かせください。

韓国に着いた時に、すごく歓迎していただき、歓迎会も開いてくださいました。韓国の選手とも英語で交流することができ楽しかったです。

これからの目標は何ですか?

夏休みにある全日本大会で優勝することが一番の目標です。

最後に、「澤村さんにとって“馬術”とは何ですか?」とお聞きしたところ、すごく答えに迷っていて、簡単には答えられないといった様子でした。それだけ、馬術に対する熱意があるのだと感じました。ぜひ、今年の夏休みの全日本大会での優勝を期待しています。

(2013.08.07)
【記事・写真:体育会本部編集局 山下 こころさん(文化・1年次)】
【写真:馬術部】

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