Vol.030 陸上競技部 奥野 有紀子さん インタビュー

ロシア・カザンで行われる
「第27回ユニバーシアード競技大会」の
ハーフマラソンに出場される
奥野 有紀子さんに意気込みを伺いました。

—大きな大会を控えた、今の心境をお聞かせください。

奥野 有紀子さん(法・3年次)
不安と緊張があります。前回、同大会で陸上の日本チームは優勝しています。団体優勝を目指して今大会も臨みます。自分もチームに貢献したいと思って頑張っていますが、その反面失敗できないというプレッシャーもあります。レースを楽しみたいと思います。

大会までの日程を教えてください

試合の一週間前に日本からロシアのモスクワに入ります。そのまま、続いてカザンへと飛行機を乗り継いで丸一日かけて、現地に到着します。現地では、レースまで個人で調整するように指示が出ていますが、本学陸上競技部の伊東 輝雄監督が日本代表チームの監督として同行されるので、安心しています。

国際大会への不安はありますか?

国際大会は、今回が初めての出場です。
普段、大学として大会に出場したり、合宿を行ったりする場合は、いつもコーチや仲間がいてくれるので、とても心強いのですが、今回、本学からは一人なのでとても不安です。
プレッシャーも感じていたのですが、先日、陸上競技部の仲間から“壮行会”で「みんなが付いているから大丈夫!」と励ましていただき、気持ちが落ち着いて、安心することができました。

現在、どのような調整を行っていますか?

6月29日(土)、ホクレンディスタンス大会に出場しました。これから3日間、追い込みをしていきます。ユニバーシアードまで、体調を整えていこうと思います。特別、ユニバーシアードにだけ照準を合わせた調整は行っていません。
5月に行われた「第90回関西学生陸上競技対校選手権大会」では、調子が悪くて、不本位な結果(女子1部決勝5位)に終わってしまいました。今は、落ち込んだ気持ちを切り替えることができたので、良かったと思います。
ユニバーシアード壮行会の様子(6月7日)
伊東監督と藤岡学長を表敬訪問

国際大会では、どのようなことに気を付けようと思いますか?

先ほどもお話したとおり、練習面では、本学陸上競技部の伊東 輝雄監督が日本代表チームの監督として同行されるので、安心はしていますが、食生活等の環境面では、日本式ではなく、できるだけ現地に合わせるように、日本代表チームのコーチから指導を受けました。万全の準備をしていても、予想外の問題が多数出てくると思います。

現地では、どのようなコースを走りますか?

まだ、写真と地図でしか見ていませんが、5kmの周回コースと聞いています。アップダウンの少ないフラットなコースなので走りやすいと思います。

ユニバーシアードを通してどのような力をつけたいですか

自分は、様々な面でまだまだ弱いと思います。この大会で、自信をつけたいと思います。

今後の目標を教えてください。

10月末に行われる「杜の都全日本大学女子駅伝」で上位を目指します。

(2013.07.05)
【記事:体育会本部編集局 佐藤 孝樹(法・2年次)】
【写真:体育会本部編集局 真柴 健(法・1年次)】

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