Vol.024 硬式野球部 主将 吉田 裕さん インタビュー

今回は、関西六大学野球連盟春季リーグ戦において、
優勝争い真っ只中の硬式野球部を引っ張る主将 吉田 裕さんに、
5月11(土)~13日(月)の産龍戦を控えた、今の気持ちを伺いました。

昨年の関西六大学連盟の秋季リーグ戦では、見事、7年半ぶりに優勝を果たされました。感想をお聞かせください。

吉田 裕さん(経営・4年次)
チーム一丸となり戦えたことが優勝につながったと思います。自分自身、大学で優勝するのは初めての経験だったので感動しました。自分たちの代にも繋がる重要なシーズンでした。

今年のチームの調子はいかがですか?

全員「昨年に続き優勝したい」という気持ちを強く持っています。また、リーグ戦を通して、その気持ちがどんどん大きくなってきています。今年は、まず、春季リーグ戦で優勝し神宮球場で行われる全国大会に出場すること、秋季リーグ戦では、全国制覇を果たすということを目標に、全員が同じ方向へ向かって前向きに取り組んでいると思います。シーズンオフには、春季リーグ戦に向けて、勝つために何をすべきかを考えました。チーム一丸となって戦うという形を崩さず、全員で戦っていこうと思いました。自分たちの野球を確立するために、一つ一つのプレーの精度を上げる練習をしました。その結果、現在、自分たちらしい野球をして戦うことが出来ています。特に、投手の岩橋 慶侍(経営・4年次)、山田 和毅(経済・4年次)の2人は、昨年から、さらに成長し、1試合1試合しっかりと投げてくれるので頼もしく感じています。

今年の打線の注目点を教えてください。

昨年の秋季リーグ戦優勝の瞬間
1人だけで試合が決まるというのではなく、全員が主役となり、どこからでもチャンスをつくれるということが特徴です。今までとは違う良さを持っています。凡打であっても次の得点に繋がることが出来る強さがあります。勝ちに対しての意識が力強く伝わってきます。

これまでの試合で見つかった課題はありますか?

昨年の秋季リーグ戦優勝の瞬間(観客席)
細かいミスをしない試合がほとんどありません。今のところ、そのような状況でも勝てているというのは幸いなのですが、もっと上を目指すなら、抑えられるミスは確実になくす必要があります。自分たちの実力を完全に発揮できるようにしたいです。

5月11日(土)~13日(月)に行われる龍谷大学との「伝統の一戦・産龍戦」に向けての意気込みをお願いします。

相手が龍谷大学だからといって特別に意識していることはありません。しかし、春季リーグ戦は、大阪での試合が多い中、産龍戦は唯一、京都のわかさスタジアムで試合が出来る貴重な試合です。また、地元での試合なので、大学からもたくさんの方々が応援に来てくださいます。そういったことから、自然に部員のモチベーションは高くなります。5月1日の大切な大阪商業大学では、0-1で敗れてしまい、大変悔しい思いをしました。それをきっかけに、部員全員が優勝へ向けてさらに気持ちを高め団結しています。優勝に向けて、産龍戦では必ず勝ち点を取らないといけません。絶対に勝って優勝します。

応援に来る方へメッセージをお願いします。

応援に来て下さった方には、楽しんでもらえ、一緒に戦っている気持ちになれるような熱い試合にしたいと思います。

(2013.05.07)
【記事・写真 体育会本部編集局 浦野 礼奈さん(文化・2年次)】
【写真 体育会本部編集局 岡田 賢さん(法・4年次)】

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