Vol.020 天文同好会 定藤 孝徳さんインタビュー

天文同好会の「学内観望会」について、
主幹の定藤孝徳さんにお話を伺いました。

学内観望会について教えてください。

定藤 孝徳さん(経営3年次)
その名の通り、大学の神山ホール屋上で観望会を開催します。普段の活動は、部員のみで行っていますが、学内観望会では、部員ではない本学学生の皆さんにも参加してもらっています。自分たちだけで楽しむのではなく、多くの人に天文の良さを知ってもらいたいという目的で始めました。

どのような星が見えますか?

既に、春になっていますが、まだ冬の星座も観測する事ができます。西の空には、1等星をつなぐと六角形ができあがる「冬のダイアモンド」、東の空には、アルクトゥールスとスピカ、しし座のデネボラをむすぶと「春の大三角」を観ることができるので、幅広く楽しめる時期だと思います。
また、おうし座の近くに木星、夜20:00を過ぎると土星も発見できます。天文同好会では、望遠鏡を5種類所有しており、通常では観ることができない「木星の衛星」や「土星の輪」なども観測できます。
昨年の上賀茂神社観望会

天体観測の魅力や楽しさを教えてください。

一番は“いつも漠然と眺めている空が趣味になる事”です。空を眺めていて、「あれが○○という星か!」「あれが○○座か!」と分かると嬉しくなります。知れば知るほど、より世界が広がりますし、奥深いと感じます。仲間たちと一緒に、長時間、寝転んで空を見上げながら、観測する経験はなかなかできないと思います。

また天文同好会では、毎年、上賀茂神社で「上賀茂神社観望会」というイベントも行っています。スライドショーを用いて星の説明を行うので、良かったらこちらにもお越しください。

最後に一言お願いします。

普段、何気なく見てる星を、じっくり観てみると、また違った世界に触れる事ができます。ぜひ一度、観望会にお越しください!

(2013.04.10)
【写真・記事 文化団体連盟 山口 裕基(法学部4年次)・伊堂寺 祐里江(文化4年次)】

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