Vol.019 サッカー部 安藤 由翔さんインタビュー

昨年、本学のレギュラーとしてコンスタントに関西学生リーグに出場し、
今年も攻撃の要として期待がかかる
安藤 由翔さんにお話を伺いいました。

安藤 由翔さん(経済4年次)

H25年度最初に登場する体育会のクラブの星は、サッカー部の安藤由翔さん。昨年、本学のレギュラーとしてコンスタントに関西学生サッカーリーグに出場し、さらに今年の2月には関西学生選抜メンバーとして、「第27回デンソーカップチャレンジサッカー島原大会」に出場し、全日本選抜チームを倒し、優勝に貢献。
昨季の振り返りや、4月7日に開幕する第91回関西学生サッカー前期リーグの意気込みを伺いました。

プロフィール

安藤 由翔(経済4年次) MF
FCライオス→京都産業大学
175㎝ 68㎏
プレスキックの精度・ドリブル技術は関西トップクラス

デンソーカップ出場チーム

全日本選抜
北海道・東北選抜
東海・北信越選抜
関東選抜A
関東選抜B
関西選抜
中国・四国選抜
九州選抜

デンソーカップで関西学生選抜チームの一員に選ばれた時、どのような心境でしたか?

まさか、自分が選ばれるとは思いませんでした。素直に嬉しかったです。

デンソーカップでは全試合に出場した感想をお聞かせください。

京都学生サッカー選手権優勝(左:安藤)
各地域の選抜メンバーとして出場してきた相手はとても上手かったのですが、ドリブルや、フィジカルの強さ、運動量は負けていないと感じ、自分でも通用すると思いました。
しかし、どこかに差を感じ、考えた結果、相手はミスが少ないことだと気づきました。

大会通算1ゴール2アシストと結果について、どう感じてられんますか?

全試合左サイドバックとして出場をしていました。まさか、自分が点を取ることができるとは思いませんでした。ゴールが決まったときは、とても嬉しかったです。アシストは常に狙っているので、結果が出たということは、自分に対して、一定の評価をしても良いと思います。(準決勝では)全日本選抜を倒したいという思いで試合に臨み、勝利できたのは嬉しかったです。

本学のサッカー部は前期リーグ戦に向けて、調子はいかがですか?

京都学生選手権決勝戦での技ありゴール
去年、主力だった4年次生が卒業したので、初めは心配でした。今年は、主将とゲームキャプテンが1人ずついて、それぞれが役割を果たしてくれているので、チームがうまくまとまっていますし、新4年次生が中心となって、チーム全体を引っ張っていると思います。

ヘッドコーチが変わったことにより、本学の目指すプレイスタイルは変わりましたか?

基本的には変わっていません。美濃部直彦元ヘッドコーチが、以前、徳島ヴォルティスの指揮をしているときに、そのもとでコーチを務めていたのが、今回、本学のヘッドコーチに就任された小笠原唯志さんでした。「しっかりと守って攻める」というコンセプトを継続しつつ、+αの部分を伸ばしていただけると思っています。

今年の注目選手を教えてください。

木匠貴大選手(経営2年次)は、攻撃センスと得点感覚が素晴らしいと思います。堤健太選手(経済3年次)はドリブルとまわりの選手を活かすのが、とても上手です。金大貴(経済3年次)は、最上級生であり、DFラインの統率の要として引っ張っていってほしいと思っています。

去年はサイドバックでプレーする機会が多かったようですが、今年の希望するポジションはどこですか?

サイドハーフです。どこのポジションで出場しても、攻撃の意識はとても高く持とうと心がけています。去年は、何よりも試合に出たい、1部リーグの相手と対戦して経験を積みたいという思いが強かったので、特にポジションに大きなこだわりはありませんでした。サイドバックは初めての経験で、西口諒(H24年度卒)(現AC長野パルセイロ)さんや金に守備面ではカバーしてもらいました。

リーグ開幕戦は長居スタジアムで、強豪関西学院大学との試合について、意気込みをお聞かせください。

関西学院大学は、今、勢いがあるチームです。練習試合や強豪早稲田大学(昨季インカレ王者)との定期戦でも2-1で勝利しています。自分たちにとっては、格上のチームという意識がありますし、チャレンジ精神を持って挑もうと思います。相手の胸を借りるつもりで臨み、勝ち点3を取りたいです。
自分たちの力を発揮し、思い切ってプレーしたいと思います。

ご自身のストロングポイントを教えてください。

ミドルシュートと、ドリブルです。昨年の大阪産業大戦(関西学生サッカーリーグ最終戦)の3点目を決めた時は最高に気持ちよかったです。会場も歓声があがって嬉しかったですし、あのシュートが理想です。

京都学生サッカー選手権では優勝を果たした感想をお聞かせください。

今年初のタイトルを取ることができて、嬉しかったです。この勢いが、関西学生前期リーグ戦にもつながると思います。

最後に今年の目標を教えてください。

チームとしては、関西学生1部リーグ優勝。最低でも3位以上で、インカレ出場を果たしたいと思っています。個人としては、全ての試合でゴールを決めたいです。

昨季、入替戦に勝利し関西学生1部リーグ残留を決めた本学サッカー部。その最終戦の勢いに乗り京都学生サッカー選手権で強豪校相手に優勝を果たし、チームとしてはさらなる成長が見らました。今年の世代は乗ったら怖い存在になると、昨年までチームに在籍した卒業生は口々に言っていました。今、まさに乗っている本学サッカー部はリーグ開幕戦で関西学院大学から勝ち点3を奪取し、勢いそのままインカレ、国立行きの切符を勝ち取ってほしいと願っています。

(2013.04.06)
【記事・写真 体育会本部編集局 佐藤 孝樹(法学部2年次)】

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