Vol.005 陸上競技部 保平 加奈絵さん インタビュー

第96回日本陸上競技選手権大会において
円盤投8位、砲丸投5位に入賞した陸上競技部・投てきパート
主将の保平加奈絵さんにお話をうかがいました。

実業団の選手が多数出場する中での日本陸上競技選手権大会は、いかがでしたか?

保平 加奈絵さん(法 4年次)
大舞台だからといって特に緊張はなかったです。自分の力を出せばいけると思っていました。ただ、砲丸投の練習が充分にできていなかったので、自分でも5位という良い結果に驚いています。

試合前に心掛けていることはありますか?

特に意識はしていません。以前は、試合前日に早く寝ようとか、食事にも気を遣っていましたが、最近は眠くなったら寝る、食べたいものを食べるという普段通りの生活をしています。あと、リラックス法として良い結果のイメージトレーニングをするようにしています。競技の待ち時間などに自分が表彰台に登る姿を想像して、意識を高めています。

競技をしていて嬉しいこと、辛いことはありますか?

嬉しいことと辛いことのどちらにも言えることですが、すぐに記録として数字にあらわれることです。努力していてもすぐに記録が伸びないときは辛いです。また体調によって記録が変わってくる繊細な競技なので、体調が悪い時は、気合いでカバーして投げることが多いです。

競技者として自身が感じている長所と短所を教えてください。

まずは短所からですが…試合前や調子が悪いときはどうしてもネガティブになってしまいます。長所はどんなきつい練習でも楽しんで取り組むことです。弱音を吐いて陸上競技を嫌いになりたくないから。またその思いから主将としても上下関係を意識せず、けじめをつけつつも良い雰囲気づくりを心掛けています。

憧れの選手はいますか?

本学の卒業生で、高校の先輩でもある吉田恵美可さん(現大和ガス)です。高校の時からお世話になっており、今でも変わらず尊敬する存在です。

オフの日は何をして過ごしていますか?

主に睡眠をとり、日頃の疲れを取っています。読書と洋画DVD鑑賞が趣味なので、よくレンタルショップに行きます。現在は『トワイライト』にはまっています!

最後に今後の目標をお聞かせください。

9月に行われる全日本インカレで円盤投、砲丸投の二種目で優勝することです。今は円盤投を集中的に練習をしていますが、培ってきた技術とパワーで、砲丸投でも優勝を狙いたいです。また大学卒業後も何らかの形で競技は続けたいですし、携わっていきたいと思っています。


インタビューを終えて

終始笑顔で話してくれた保平加奈絵さん。試合中に放つ圧倒的なオーラとは真逆の、明るく親しみやすい方でした。今年こそ「全日本学生の頂点」という夢をカナエられるよう、今後も応援していきたいです。

(2012.06.21)
【聞き手・構成:体育会本部編集局 福岡 綾(法 4年次)】
【写真:体育会本部編集局 岡森 彩(経営 4年次)】

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