Vol.002 空手道部 荒賀 龍太郎さん インタビュー

2011年度全日本空手道選手権大会(男子個人組手)で
2度目の全日本チャンピオンに輝いた、本学空手道部主将の荒賀 龍太郎さんに、
今年の意気込みとこれからの目標についてお話をうかがいました。

本学の空手道部に入部した理由とは?

空手道部主将
荒賀 龍太郎さん(経営 4年次)
私は京都出身で、幼い頃から本学空手道部の監督である津山師範に空手を教わってきました。大学でも津山師範の元で頑張りたいと思い入部しました。それと姉(本学卒業生の荒賀 知子さん)が在学中に世界大会2連覇を果たしたので、自分もそれを達成したいと思いました。

お姉さんは荒賀龍太郎さんにとってどのような存在でしょうか?また、弟の慎太郎さんも入学し、本学での活躍が期待されています。

姉がすごい成績をあげているからといって特に意識していません。仲も良いし世間一般の姉弟と変わらないと思います。もちろん空手の話もしますし、試合会場ではアドバイスを貰うこともあります。
弟は体が小さいため一番下の階級でナショナルチームに選ばれています。京都産業大学の4年間で大きく成長してほしいと思っています。

今年は国際大会にも数多く出場すると聞いています。

昨年よりも海外試合への出場を増やしていて、世界に対する意識は非常に強いです。世界選手権はもちろん、経験を積むためにプレミアリーグと呼ばれる大会への出場も考えています。過去に出場した世界選手権ではセルビアの同じ相手に敗れています。世界の頂点に立つには自分にはまだ何かが足りないと思っています。
世界選手権優勝を目指す荒賀さん
全日本団体優勝が期待される空手道部

今年は主将としてチームを引っ張ることになります。

やはり団体戦で日本一になりたいと思っています。2年連続、決勝で近畿大学に負けているので、今年こそは絶対に優勝したいと思っています。団体戦は一人ひとりの力が強いからといって勝てるわけではなく、チームワークが勝敗の鍵を握ります。それを選手全員がしっかりと自覚して、優勝という目標に向かって一丸となり頑張りたいです。

最後に今後の目標をお聞かせください。

今の一番の目標は、今年フランスで開催される世界選手権で優勝することです。姉は、過去にこの大会で2連覇を果たしています。2年前に出場した時はベスト8で悔しい思いをしましたので、今年こそは優勝したいと思っています。
そして、今年は大学生活最後の年になるので、今まで優勝したことがない11月の団体戦で優勝したいです。
また、昨年優勝した全日本選手権は連覇が難しいと言われています。しかし、過去には5連覇を達成した選手もいます。自分もその偉業を成し遂げたいです。


(2012.04.13)
【聞き手・構成:体育会本部編集局 長野 稜(法学部3年次)】
【写真:体育会本部編集局 木本 有香(外国語学部2年次)】

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