Vol.001 志学会執行委員会 川北 学生部長・松井 執行委員長対談

本年度4月から課外活動サイトが大きくリニューアルしました。
本コーナーである「クラブの星」は課外活動で輝く学生を中心に
本学の課外活動にかかわる人物を順に紹介していきます。

川北 靖之 学生部長
松井 卓也 志学会執行委員会執行委員長
第一回目となる今回は、課外活動における大学側の代表として川北靖之学生部長(以下、川北)と学生側の代表として志学会執行委員会の松井卓也執行委員長(以下、松井)に、それぞれの立場から本学の課外活動について語っていただきました。

本学において課外活動とは。

川北 靖之 学生部長

松井:本学において課外活動は「京都産業大学の力」の源だと思っています。クラブ活動をしている学生は、特に自分たちのクラブを盛り上げようとする意識が強く、一人ひとりの強い意志で成り立っています。

川北:大学は教育の場であり、勉強するのは当たり前。授業で学力は鍛えられるけれども、学問を深めるだけでいいかというとそういう訳ではない。ひとりの人間として鍛えられる場として、課外活動が非常に重要になる。
課外活動に取り組んでいる学生は何よりも元気。加えて上下関係や学外者との交流から、人として磨かれていく。クラブに入ることで初めて大学生として一人前になれると思っている。

松井:私は大学に入学して初めてクラブ活動に入りました。先輩から活動を教えてもらううちに、自然と先輩との付き合い方を覚えました。そして、他クラブとの交流が多いことから、今まで苦手意識が強かった知らない人とコミュニケーションを取ることでさえ、自然と楽しく感じるようになりました。それ以外にも、自分自身の成長を感じることが多々あり、自信に繋がっています。特に今年は他団体との結びつきが強く、かけがえのない絆を築けています。

川北:人間関係にとってコミュニケーションはとても大切で、社会に出たとき必ず役に立つ。逆にこれができないと先に進めない。その力を鍛えられる意味でもクラブ活動は重要で、みなさんに推奨する大きな理由の一つになる。

課外活動サイトが従来に比べ、様変わりしました。印象はいかがでしょうか?

松井 卓也 志学会執行委員会執行委員長

松井:体育会の大会・試合情報や文化団体連盟のイベントが見やすく掲載されており、さらに大会やイベントに対して応援メッセージを送れるようになりました。みんなで課外活動を盛り上げることができ、また、互いが周りの活動を知ることで刺激にもなります。このような場は励みになって力がみなぎってきます。

川北:学生・大学が共に一体となって取り組むのは、荒木総長が大学を創立された時以来、学生を尊重しながら育成してきた本学の伝統が今なお息衝いていることの現れであると思う。学生・教職員・卒業生等の「ALL京都産業大学」が一体となり、「絆」を築き、大学を作り上げていく。それは現在の志学会執行委員会にもしっかりと受け継がれていると感じている。

松井:志学会執行委員会もそうですが、クラブに関わる人は大学に対する帰属意識が高い。自分たちの手で作り、一体感が感じられるホームページを作ることによって、学内に活気が生まれ、それが京都産業大学の力になると思います。

「春」ということで、新入生向けの様々なイベントが行われます。特に参加して欲しいイベントはありますか?

松井:本学の全クラブが一斉に集まって新入生を歓迎する「新歓祭」は必見です!課外活動に参加することにより充実した大学生活を送ってほしいと思っているので、クラブを知り、体験することができる「新勧祭」は特にお勧めです。

川北:新入生がいろんなことに興味を持っている入学式直後にこのようなイベントは非常にいいと思う。私は全学応援団の顧問をやっていますが、新入生にも興味を持ってもらいたい。

松井:新入生は興味だけでなくパワー・活気もあるので、この時期に選択肢を広げることはとてもいい事だと思います。しっかりとした情報を発信することで、クラブに参加する人も多くなり、さらに学内に活気が出ると思います。

川北:一部に部員が少ないクラブもあるので、多くの新入生が入部し、より活発になるよう繋げてもらいたい。クラブはサークルと違って伝統があり、時間の拘束が大きいことが今の学生には堅苦しいのかもしれないと感じているが、クラブ活動から得られるものは非常に多い。部員は自分たちの活動をしっかり説明して理解してもらうように、新入生は先輩の話を聞いて、自分に合うクラブを選んで欲しい。
学業とクラブ活動、文武両道に励み、充実した学生生活を期待している。

松井:私たちも学生自ら何事にも積極的に挑戦できる環境を作っていけるよう、学生自治会を運営していきます。


(2012.04.01)
【聞き手・構成:体育会本部編集局 峯松 和成(法 3年次)】
【写真:体育会本部編集局 岡森 彩(経営 4年次)】

PAGE TOP