【GSC】Monthly GSC 4月(担当教員セミナー)を開催しました(4月10日)

グローバル・サイエンス・コース(GSC)では、コース登録生の月次イベントとしてMonthly GSCを開催し、英語のスキルアップのためのワークショップや講演会を毎月開催しています。
2024(令和6)年度 第1回目となる4月は、本年度GSCをご担当いただく教員の紹介と、理工系3学部の教員3人によるセミナーを行いました。

Monthly GSC4月

【日時】
2024年4月10日(水)16:45~18:15(天地館T204教室)
【講師】
西野 佳以 准教授(生命科学部)
林原 尚浩 教授(情報理工学部)
岸本 真 教授(理学部)

冒頭では、今年度のGSC担当教員の自己紹介とGSCとの関わりなどについてお話しいただきました。
続くセミナーでは、3人の教員よりそれぞれの専門分野や海外でのご経験、そしてGSC生に向けてのメッセージやアドバイスなどをお話しいただきました。

生命科学部 西野先生からは、幼少の頃の思い出から獣医師をめざしていた学生時代、人生のターニングポイントとなった卒業研究から現在の研究に至る経緯や研究内容についてご紹介いただきました。2年間のアメリカ・FDA(米国食品医薬品局)での留学時代の研究や生活の中での学び、得たものをお話いただくと共に、海外で学ぶ上で大切なもの、また異文化交流のために国内外文化についても目を向けることの大切さや留学前に行うべきことについてなど、実体験に基づいたアドバイスが参加された学生達へ伝えられました。最後に「自身が描いた夢は必ずかなう(If you can dream it, you can do it.( Walt Disney))」、自分を信じて頑張ってください、という心強いお言葉をいただきました。
続いて、今年度より新しくご担当いただく情報理工学部 林原先生より、文系出身で当初は英語が苦手だったというご自身の留学経験や現在の研究に至った経緯などついてご紹介いただいた後、スイスでの大学や研究について、また各国の教育機関の違いや考え方の違いなどもお話いただきました。ご自身の研究内容についてもわかりやすくご丁寧に説明くださる中で、研究・学びを続けるためには、モチベーションを保持することが大切だとアドバイスいただけました。先生ご自身は海外へ行くことがモチベーション保持の要素となっているというお言葉と共に、動機が何であれ、海外(留学)渡航への機会が欲しいなら、よりチャンスの多い大学院への進学というアドバイスも頂きました。講演終了後も参加学生に大学院での学びや留学について具体的にお話されるなど、留学を希望する学生や大学院進学を考えている学生にとっても、とても有意義な情報を得られる機会となりました。
最後に、本年度も引き続きご担当いただいている理学部 岸本先生より、ご自身のアメリカ、イギリス、ドイツでの留学経験や研究内容についてお話いただきました。長年の間、各国をまわって帰国した際に感じたことや、自他国の文化の違いやお互いを認めることの大切さなども伝えられました。現在のご自身の研究についてご説明いただいた後、GSC生に向けて、海外に興味があるなら短期間でも、まずは行動(行ってみる)することを勧めると共に、海外に行くことだけを目的とするのではなく、最も大事な事となる「自分が人生の大半を掛けよう」と思うものを見つけることであり、そのための手段として海外に行って欲しいとのアドバイスをいただきました。学生からの質問にも丁寧にご回答いただき、多国を見てきた先生ならではのアドバイスや刺激が学生へ伝えられました。

最後に津下生命科学部長より、通年のGSC活動を通し、たくさんの刺激を感じつつ、是非とも楽しんでください、とお言葉をいただきました。


理工系3学部のコラボレーションから成るGSCでは、多彩な分野の教員と接する機会を持つことが出来ます。今回は、GSCに関わっている教員について知ることで、より広い視野を身に付け、GSCの活動や大学生活、留学へのモチベーションを高めた学生が多くみられました。
GSCでは今後もこのようなイベントやセミナーを開催していく予定です。
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