「元気な地方が、日本の主役」をテーマに香川県小豆郡土庄町 三枝 邦彦 町長が講義

2017.10.27

10月27日、共通教育科目の「複眼的思考・融合教育入門」において、香川県小豆郡土庄町三枝 邦彦 町長から、「元気な地方が、日本の主役」をテーマに講演いただきました。

毎週金曜4限目の「複眼的思考・融合教育入門」は、複雑化・多様化・グローバル化する現代社会で必要な複数の視点や知識を融合させて、考える力を身に付けることを目標とした科目です。社会の第一線で活躍しているゲストスピーカーが実体験をふまえた講義を行い、柔軟な適応力、実践的な課題解決力の養成などを目指しています。

土庄町は小豆島、豊島などにまたがる香川県の町で、本学と2015年に地域活性化に向けての包括連携協定を締結しています。
三枝 町長は、少子高齢化が進む同町の存続には自治体改革が必要だという思いから同町の町議会議長から町長に立候補された自身の経歴や、就任後にチャレンジしたさまざまな町の活性化事業について説明されました。最近の取り組みとして、次世代産業育成モデル事業の「野菜工場」を活かした「地域・地場産業の活性化」、「子育て・教育環境の充実」、瀬戸内国際芸術祭の推進、スポーツを活かした地域活性化事業の小豆島スポーティーズの設立をはじめとする「観光・スポーツ振興」、「住みやすく・安心して暮らせる環境づくり」、本学との包括連携協定等の「協働と連携」などが紹介されました。

三枝 町長は、受講生へのメッセージとして、目標をもち努力すること、都会だけでなく地方にも目を向けること、複眼的思考の重要性について述べられました。

土庄町の魅力と課題について説明する三枝 町長
受講生に講義を通してメッセージを送られた
PAGE TOP