情報理工学部 ノートパソコンの必携について

ノートパソコンのスペックについて(機種決定)

本学情報理工学部ではコンピュータに関する専門知識を学ぶことになります。プログラミング演習科目をはじめとする多くの専門教育科目では授業内での使用に加え、自宅学習も組み入れた様々な演習課題を設定することで、情報技術を可能な限り高い水準で習得することを目指しています。
高度な専門技術を学ぶ上では、皆さんが占有的に常時使用できるコンピュータ環境が不可欠です。そこで本学部ではApple社製ノートパソコンを学部指定パソコンとしています。推奨モデルとして下記の2機種を斡旋販売します。

1年次春学期の初回授業から本指定パソコンを皆さん全員が所有しており、かつ、学内に持ち込んで使用することを前提としていますのでご留意ください。

【学部指定パソコンの推奨モデル】※Windowsは利用不可

  • Apple MacBook Air M2モデル
    8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M2チップ、16GBメモリ、512GB SSDストレージ
  • Apple MacBook Air M1モデル
    8コアCPUと7コアGPUを搭載したApple M1チップ、8GBメモリ、512GB SSDストレージ
  • (仕様の詳細はApple Webサイト をご覧ください)

なお、Apple社製ノートパソコンであれば他の機種でも、所定の条件を満たしていれば授業での利用が可能で、改めて購入いただく必要はありません。また、斡旋販売では機種の変更の相談も受け付けています。

斡旋販売が行われる指定パソコンの金額は、別添ファイル(下記「情報理工学部指定パソコン購入申込方法」)に記載のURLまたはQRコードにアクセスして表示されるサイトから登録してご確認ください。

以上、本指定パソコンにつきましては皆様のご負担になり恐縮ですが、専門知識を習得する上で不可欠であることをご理解いただき、ご準備いただきますようお願い申し上げます。詳細は斡旋販売業者または情報理工学部事務室にご相談ください。

また、よく寄せられる典型的なご質問とその回答を「情報理工学部指定パソコンに関するQ&A」にまとめていますので、そちらもご参照ください。

情報理工学部指定パソコンに関するQ&A

Q1. 情報理工学部指定パソコンとは何ですか?

A1. 情報理工学部ではカリキュラム内容を計画するに当たり、皆さん全員が同じ機能を有する自分専用のノートパソコンを保有されていることを前提としました。これにより、講義、演習、実験など様々な科目の色々な状況において、また授業外の修学支援などを通じて、コンピュータを徹底的に活用する姿勢や技術を、日常的に身につけることができると考えます。本学部では技術動向を踏まえ慎重に機種を検討し、Apple社製のノートパソコンを選定しています。

Q2. 指定パソコンの目的はどのようなものですか?

A2. 情報理工学部の各授業科目では、指定パソコンを持ち込んでいることを前提とし、適宜講義時間中に使用するように計画しています。さらに、科目によっては自宅において取り組むべき課題やレポートが適宜課されますが、その課題に取り組むことができる環境が自宅に無いと困ります。指定パソコンは、授業内および自宅での学習環境を統一することで確実に課題に取り組めるようにすることも目的としています。

Q3. なぜ指定パソコンはWindowsではないのですか?

A3. 指定パソコンは、自宅だけでなく講義時間中にも活用されることになります。そのため、パソコンの些細なトラブルや故障のために講義や演習に参加できないようなことが起きては困ります。そのような危険性を考慮した上で機種を慎重に検討した結果、Apple社製ノートパソコンが最も適切であるとの結論に達しました。MacBookはアルミ製の筐体で堅牢性が高く、通常の使用であれば卒業まで十分に耐用します。技術的には、Apple社の基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)であるmacOSは、専門的な情報分野で広く利用されているUNIXというオペレーティングシステムをベースとしている一方で、多様なアプリケーションも開発・提供されており、高度な専門知識や最先端の技術動向を学ぶ上で適しています。

Q4. 企業などでは一般的にWindowsパソコンが用いられるように思います。指定パソコンではWindowsに関する知識が身につけられなくて困らないでしょうか?

A4. まず、情報理工学部で学ぶべき知識はパソコンの使い方でなく、情報技術全般に渡っている点を意識してください。企業などでWindowsパソコンが利用されているのは、多くはワープロや表計算ソフトといったオフィススイートを使用するためですが、情報技術者としては基幹システムでよく使われているUNIX系のシステム、あるいはスマートフォンで採用されているiOSやAndroidといったWindows以外のコンピュータも扱う必要が出てきます。そのためには本質的な情報技術を学ぶ必要があります。前述のとおり、macOSはUNIXベースのオペレーティングシステムですのでUNIXを学習することも容易です。また、iOSやAndroidアプリケーションの開発も可能です。Microsoft Office、各種アプリケーション開発環境、CGソフトウェア、動画編集ソフトウェア等も利用可能です。このように、専門知識を学習する上ではmacOSの利便性は高いです。基本知識がしっかり身についていれば応用は容易です。アプリケーションについても基本的な操作方法はmacOSでもWindowsでも大きく違うものではありません。さらに、本学学生は在学中、Microsoft Office 365 ProPlus(Mac版のオフィススイートを含む)を無料で利用可能です(2024年1月現在)。

Q5. 推奨モデルは割高ではないでしょうか?

A5. 推奨モデルは卒業までの4年に渡って十分に使える性能・耐久性の高いものを選定しています。また、4年間の動産保険をセットにしています。この動産保険は過失による破損や故障が起きた場合、5000円程度の自己負担にて修理費用が補償されるものです。なお、Apple社製ノートパソコンであれば推奨モデル以外の機種やスペックの変更も可能です。変更を希望される場合は斡旋販売業者へご相談ください。Q8も併せてご覧ください。

Q6. 他店で購入してもよいでしょうか?

A6. Apple社製ノートパソコンはApple Storeや家電量販店などでも購入することができますが、故障などのトラブルにあったときにサポート体制が問題になるかもしれません。斡旋販売業者で購入した場合は学内のPCショップで修理の受付等の対応ができ、必要に応じて代替機を貸し出すことができます。一方、他店で購入した場合は購入店での修理依頼、あるいはApple社への送付が必要となります(学内PCショップでの修理依頼、代替機の貸し出しはご容赦ください)。
利便性を考慮してご判断ください。

Q7. 動産保険は必要でしょうか?

A7. MacBook Airは堅牢な機種ですが、それでも毎日のように持ち運んで使用していると、誤って落とすなどして壊してしまうといったトラブルが起こりえます。過去の実績でも、多くの学生がなんらかの故障を体験しています。万が一の時にも安心して勉学に使用できるように動産保険への加入をお勧めしています。故障した場合には実費で修理する、あるいは新機種に買い換えるという考え方もあるとは思いますが、動産保険よりは割高になるかもしれないことはご留意ください。

Q8. MacBookの他機種は利用できないでしょうか?/M1モデルとM2モデルのどちらを選べばよいでしょうか?

A8. 最新のmacOS Sonomaが動作するApple製ノートパソコンであれば利用可能です。推奨モデルの2機種の違いはCPU/GPUとメモリ量です。M2モデルは2022年に発売されたMacBook Airの新機種です。性能はM1モデル(2020年発売)に比べて向上していますが、その分価格も高くなっています。M1モデルでも通常の学習には十分な性能ですが、ハイエンドな用途(例えば3Dグラフィクス、映像編集、機械学習など)においては多少のパワー不足を感じるかもしれません。このことも踏まえてM2モデルはメモリを多く設定しました。他の機種としては、MacBook ProはMacBook Airの上位機種でさらに高価ですが、より快適な作業環境を得ることができます。ストレージ(データ記憶容量)が256GBのモデルは価格を抑えられますが、4年間の使用では著しく不足することが予想されるため512GBを推奨します。512GBでも不足気味なため、より多い方が望ましいですが高価になります。外付けのストレージを別途必要に応じて購入することで、持ち運びの手間はありますが対処可能です。メモリは多いことが望ましく、16GBの方が余裕があります。MacBookは購入後のメモリ増設は不可能であることにご留意ください。予算が許せば16GBとしておくことをお薦めします。

Q9. 他に併せて買っておいた方がよいものはありますか?

A9. まず、日常的な持ち運びの際の破損を防ぐために、インナーケースを強くお薦めします。過去に報告のあったトラブルとしてはゲリラ豪雨に遭って濡れた、満員電車で押されて画面が割れたというものがあります。通学環境を踏まえて選定するとよいでしょう。斡旋販売でもオプションとして販売する予定です。ノートパソコンは持ち運ぶことを最優先としているため、画面の大きさや入力装置に制約があります。このため、自宅での作業用に外付けのモニター、キーボード、マウスがあると作業効率が上がります。可搬性の高いものもあり、持ち運んで使っている在学生もいます。ある程度馴れてから必要なものを買い足すと良いでしょう。Mac(に限らずパソコン)の操作に不安があれば解説書籍などを買ってもよいと思います。なお、基本的なコンピュータやソフトウェアの使い方を学ぶ授業「情報リテラシ基礎演習」も提供していますので必要に応じて履修してください(ただし卒業要件単位とならない自由科目です)。ソフトウェア(アプリケーション)は必要になった時に必要なものを買えばよいでしょう。無料のものも多くあります。前述のとおりMicrosoft Officeは在学中無料で使用できます。
以上、予算に応じてご検討ください。詳細は斡旋販売業者または情報理工学部事務室にご相談ください。
お問い合わせ先
京都産業大学 情報理工学部事務室
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 14号館1階
Tel.075-705-1989
Fax.075-705-1818

情報理工学部事務室 窓口取扱時間
月~金曜日:9:00~16:30(13:00~14:00を除く)
土曜日:9:00~12:00
日曜日・祝日:休業につき取扱いいたしません。
※時期により、窓口時間を変更いたしますのでご注意ください。
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