演習(ゼミナール)法学分野

憲法

憲法に関わる内容であれば、ゼミの学生の希望に応じて広く取り上げています。最近は、統治機構論、基本的人権論、日本憲法史の3つの分野を年度替わりに 扱っています。具体的には、法科大学院入試の過去問題練習、論文集や演習書の講読や書評、判例の評釈・憲法史の史料の講読などを行っています。

憲法

憲法学の諸問題について議論します。憲法の分野は、かなり広い世界ですので、「憲法の問題」を法解釈論的問題に限定する必要はありません。なんらかの意味 で憲法に関わっていれば、むしろ学生自身が考えて、ほかの人々と議論してみたい政治的・社会的・哲学的問題についての報告を歓迎します。もちろん、法的な 問題でも結構です。

行政法理論研究

このゼミでは、行政法学の理論を体系的に考察するとともに、さまざまな行政法上の制度について学びます。例えば、情報公開制度や個人情報保護制度、行政事件訴訟法や行政不服審査法、国家補償法の構造や特質を探究します。

行政法判例研究

国家の活動によって、国民(市民)が損害を受けたり、行動を制約されたりすることがあります。こうした問題を、法律を用いてどのように解決するか。法の番人である裁判所が実際の事件をどのように解決しているかを学び、行政法領域の課題を検討します。

国際法

2016年6月イージス艦「あたご」体験乗艦

国際社会では武力紛争が絶え間なく発生しています。このゼミでは、「国際法から戦争と平和を考える」というテーマで、軍事・安全保障・戦争の事例を取り上げ、国際法の視点から議論します。夏休みには、安全保障関連の施設・組織を訪問研修することもあります。

国際法模擬裁判

毎年アメリカで開催される「ジェサップ国際法模擬裁判」の方式による模擬裁判を行います。架空の国際紛争が国際司法裁判所に提訴されたという設定のもと、各当事国に分かれて弁論を展開します。国際法の「使い方」を考え、論理的に発表する力を身に付けます。

社会保障法・労働法の基礎研究

2016年10月(株)西村製作所様にてインタビュー

社会保障法と労働法の両方の視点から、若者の雇用、子育て支援などの社会問題を検討します。これまでに障がい者雇用に積極的な企業や行政機関にインタビューを実施し、政策課題や解決策の提示をするPBL(課題解決型学習)などを行いました。

労働法の諸問題

働く場面において生じる問題を解決し、会社側と労働者側の利益を調整するルールを提示するのが労働法です。「名ばかり管理職」「派遣切り」「ワーキングプア」などの問題を分析し、労働法の知識とともに、論理的思考力や批判的・創造的思考力を養います。

租税回避問題

租税は国家の主要な財源である一方、納税者は税負担を軽くしたいと考えるため、節税を超えた租税回避行為が問題となります。このゼミでは、裁判例などを題材として、税法学の見地から、企業経営や資産選択などにおける租税回避問題について検討します。

ケーススタディ民法

ケーススタディ、つまり、原告と被告の見解が対立する事例に対して、両者の権利義務関係を、適切な条文を適用しながら説明する形で研究を進めます。法律を解釈するとはどういうことか、社会問題に対して政策決定をするとはどういうことかを学びます。

民法の思考様式

自分の身の回りで「これはおかしいのではないか」と感じた問題について、法的に分析した報告を行います。報告担当者は事前に教員のチェックをふまえたレジュメを作成し、報告後はほかの参加者の質疑応答に対応するという形式でゼミを運営します。

民法判例

財産法に関連する判例を中心に、事件の争点や裁判所の判断、関連判例および学説の整理・分析を通じて、法的に重要な点や議論すべき点を明確にします。民法の基本的知識を固めるとともに、法的思考能力を身に付けることを目的にしています。

国際私法(模擬仲裁)

国際的な経済活動から生じる紛争は、しばしば裁判ではなく仲裁によって解決されます。このゼミでは、模擬仲裁大会への参加に向けて活動を行います。理論と実践のバランスの取れた専門性と、チームでプロジェクトを遂行する経験を身に付けることが目的です。

ゼミ活動トピックス

会社法とコーポレート・ガバナンス

企業の不祥事は、誰に責任があるのでしょうか。防止する方法はないでしょうか。会社法は、会社が健全に経営され、不正があれば正すシステムを定めていま す。会社法のこの役割をコーポレート・ガバナンスと呼びます。会社法を研究し、具体例からコーポレート・ガバナンスが最大限に機能する方法を考えます。

保険法

コンソーシアム京都での政策研究交流大会での発表

世の中に存在する問題やリスクを学生が自分達で発見したうえで、外部調査等でその実態を把握し、何らかの解決策(保険を含む)を提言します(学内外で発表を行う)。グループ単位での報告発表を通じて、法的思考能力・調査能力・プレゼンテーション能力を獲得することが目的です。

民事手続法

学内で架空の事件を通じて民事訴訟の基本的な問題を学び、次に裁判所で現実の事件を通じて、法廷での傍聴や、訴訟記録を読むことにより、民事訴訟の発展的な問題を学びます。最後に、理論と実務の違いや、現在の民事訴訟の課題の解決策などを議論します。

刑法演習

ニュースや事例問題、判例などを素材として、ディベートおよび報告をしてもらいます。それらを通して刑法理論を学び、ひいては刑事法の学問的面白さを知ってもらうことを目標としています。

刑事法事例研究

犯罪となり刑罰が科される行為を定めるのが刑法、事件が発生した場合に証拠を収集し犯罪事実を認定して刑罰を科す手続きを定めるのが刑事訴訟法です。このゼミでは、刑法・刑事訴訟法の解釈について、判例や設例などを素材に報告と討論によって検討します。

刑法

正確な知識と論理を使いこなす思考力、さまざまな立場の人々の思いを引き受ける決断する精神力、判断の正当性を他人に説得する力。有罪・無罪の判断を下すために求められる力を身に付けるため、全員が悩み抜きながら答えのない問題に取り組みます。

刑法解釈の研究

どのような行為が犯罪となり、いかなる刑罰が科されるのかを明らかにするのが刑法です。このゼミでは、実際の事案を素材として学生が検察側と弁護側に分かれて討論し、法的な知識、論理的な思考、説得力のある主張など、社会でも必要なスキルを身に付けます。

刑事訴訟法

刑事訴訟法は、刑罰を科す根拠となる犯罪行為を解明する刑事裁判についての法律です。このゼミでは、検察官側と被告人・弁護人側に分かれてのディベート形式や、検察官、弁護人、裁判官のチームに分かれて模擬裁判形式で学びます。

唐律の基礎的研究

西洋の法は私法を中心に発展しましたが、中国の法は公法、それも刑事法の発展が顕著でした。このゼミでは、中国法の歴史の中でも、法典が完成の域に到達した唐代の律を、戸口および婚姻に関する犯罪についての罰則を規定した戸婚律を中心に考察します。

裁判外紛争処理

裁判に限定せず、裁判以外の多様な方法も射程に入れ、どのように紛争の解決や予防を行うかを、実験やRPGを用いて体感的に学びます。「試して合点」できる体験型の学習メソッドを用いることで、専門知識をしっかりと身に付け、実際に使えるようにします。

法と文化・アメリカ法・国際取引法

This seminar class will examine,analyze and discuss English-language materials relating to law and culture, American law and/or international business transactions. The exact materials to be used will depend on the students’ interests and English levels.
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