教員紹介増井 敦

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増井 敦MASUI ATSUSHI

法学部 准教授

学位
修士(法学)(京都大学)
専門分野
刑事法

出身校

京都大学法学部、京都大学大学院法学研究科 

プロフィール

大阪府茨木市出身です。趣味(というよりストレス解消法)は、ドライブ、野球観戦(広島カープファンです)、読書、映画・海外ドラマを観ることです。少年時代から型に従うのが苦手で、「自由」な環境を最優先に選択を繰り返していたら今に至りました。短所に目をつぶり長所を伸ばしてくれた大人たちに感謝しています。

私のゼミ

有罪か無罪か、紙一重の判断が求められる事例を前にして、責任をもって有罪/無罪の判断を下すためには、正確な知識と論理を使いこなす優れた思考力、事件に関わる様々な立場の人々の思いを引き受けながら決断を下す強い精神力が求められます。さらに、なぜそう判断することが正当であるといえるのか、他の人を納得させることができなければなりません。ゼミでは、みんなで常に悩み抜きながら、思考力、精神力、コミュニケーション力を養い、教科書に答えのない問題に取り組む力を培います。
ゼミのハイライトは、法廷教室を使って行うリアリティを追求した模擬裁判です。被告人や被害者、目撃者、警察官などの役となるシナリオ班が作り上げた架空の事件を巡って、攻める検察官、守る弁護人、裁判の進行役を務めながらふさわしい結論を見出そうとする裁判官とそれぞれの立場から事件の法的解決を目指します。

私の講義

刑事法分野の授業を担当しています。大切なものがいつ傷つけられるか分からないような環境では「自由」に生活することはできません。
また、自分が何をしたら警察に捕まえられるかはっきり分からない世界でも「自由」に生活することはできません。両方の「自由」をどうすれば守ることができるか、知恵をしぼってきたのが刑事法学です。裁判例や事例問題の検討を通じて、この大問題にぜひ取り組んでみてください。

私の研究

複数の人が一つの犯罪に様々な形で関わったときに、誰にどのような責任を問うのがふさわしいのかについて、研究しています。他の人がしたことについてまで責任を問われるのは理不尽ですが、一緒にやったといえる場合には共同して責任を問われても仕方がないかもしれません。どのようなときに、人と人が「一緒にやった」=「共同した」といえるのか、実はなかなか難しい問題なのです。
また、数年前から、人々の安全を守るために様々な機関がどのように連携すればよいかについて、実務家の方々と一緒に研究を始めました。ここでもテーマは「協働」です。

京都産業大学の好きなところ

素直な学生が多いです。4年間の成長に驚きます。

京都産業大学を志願する方へ

これからの社会を支えていくのはあなたです。自分だけではない誰かのために、知恵と力を手に入れてください。

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