教員紹介中村 邦義

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中村 邦義NAKAMURA KUNIYOSHI

法学部 教授

学位
修士(法学)(中央大学)
専門分野
刑法

出身校

京都産業大学(法学部)

自己紹介

趣味はしいていえば、読書でしょうか。大学時代から読書に親しむようになり、学部生時代に友人たちからは「あいつは図書館に住んでいる」といわれていました。もともと人見知りのところがありますが、最近は、ボランティア活動などを通じて、地域の人とも仲良く交流させていただいています。

私のゼミ

刑法とは、一般に、犯罪と刑罰に関する法をいいます。私は、主として、すべての犯罪や刑罰に共通する問題を扱う「刑法I〔総論〕」という科目の講義を担当しています。
私のゼミでは、刑法の事例問題について、ゼミ生に検察側と弁護側に分かれて報告してもらい、みんなで討論していく形式をとっています。
お互いに異なるそれぞれの立場から討論し、相手を説得するためには、ただ教えられたことだけを理解する受身の勉強ではとても対応することができません。
みずから問題意識をもって自主的に学び、他の人の主張も傾聴しつつ、自分の考えを発信していくことが求められます。
自分と異なる考えに接して感心することもあるでしょう。自分の主張がうまく周囲に受け入れられたときの喜びもあれば、他者に負けぬように準備して言い負かしたかに見えても、周囲からの賛同が得られないときの悔しさなども経験するかもしれません。
私が勉強の楽しさに目覚めたのも、このような検察と弁護に分かれて討論する刑法のゼミでした。

京都産業大学の好きなところ

まじめに頑張る素直な学生。京都の四季が満喫できるところ(満開の桜、暑さをうたう蝉しぐれ、三叉路の紅葉、比叡おろしの雪化粧)。

京都産業大学を志望する方へ

私は、率直にいって、大学入学までは、勉強というものが苦手であり、嫌いでした。
しかし、本学の法学部に入学し、二回生のゼミでの学習を通じて、主体的・能動的に学んでいく楽しみを知りました。
そして、三回生の秋になるまで将来の進路を何も考えずに、ゼミの勉強だけに没頭する毎日を過ごしていました。そんな私を見るに見かねたゼミの先生が、(今から考えると冗談だったのかもしれませんが)、「俺みたいになるか」とおっしゃられたのをきっかけとして、それしかない(!)と思い込み、研究を志して現在に至っています。 人生とは、本当に分からないものです。
私にとって、本学の法学部を選び、恩師や親友と巡り合うことができたことは、とても幸運なことでした。
本学は、入学して下さるみなさんがそれぞれのやりたい何かを見つけ、成長することのできる場所です。やりたいことがある人にも、それがまだ見つかっていない人にも、本学の法学部をぜひお勧めいたします。

ニュース解説YouTubeチャンネル「ハテナの探求」


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