中国・大連東軟信息学院(交換留学)

外国語学部 アジア言語学科 日本語・コミュニケーション専攻 後藤 将喜 さん

留学種別:交換留学
留学先:中国・大連東軟信息学院
留学時の学年:3年次
担当留学アドバイザー: 今西 利之 准教授

留学のきっかけ

大学に入学したときに、今中国は経済大国に仲間入りし中国語をマスターすれば就職した際にいろんな面で役に立つと思い第2言語として中国語を学ぶことに決めた。どうせ勉強するならもっと中国語や中国の文化を深く勉強したいと思い、留学を決意した。留学先大学は、京都産業大学と協定校であるのと、大連は海があり、景色がきれいだと聞いたことがあったので大連東軟信息学院を選んだ。

留学生活全般

まずクラス分けテストが実施され、その結果によってクラスが決まるのだが、そうすることで自分の中国語能力に合ったレベルの授業を受けることができた。学習内容はもちろん世界中の留学生と授業を受けることによって中国の文化だけでなく色々な国の文化を理解することができたし、ライバル意識や授業での積極性も生まれた。課題は主に授業の復習や予習が出された。
学校の寮で在学中は過ごしたのだが、冷蔵庫、キッチン、洗濯機などが共有スペースに置かれていて、トラブルも少し起こった(冷蔵庫の中に入れてあった飲料が盗まれるなど)。だが自分の部屋は20元多めに払ってエアコンが付いていたので暑い夏も快適に過ごすことができた。
クラスはロシア人7割、韓国人2割、日本人1割の人数配分で、ロシア人が多く授業はたまに騒がしい時があったが、そういうときはクラスの変更も可能できっちりしている。その他日本語を学んでいる学生がとても多いので、勉強のパートナーが作りやすくいい学校だと思う。
友人関係については、上記にも記述したが日本語を学んでいる学生が多く、日本人である自分に興味を持ってくれ比較的簡単に中国人の友達ができた。それによってネイティブな中国語を教えてもらえたし、日本語を中国人に教えることによって日本語の本質を改めて理解できるいい時間になった。
また、週に一回行われていた日本語コーナーという日本語を学ぶ中国人が参加する、コーナーに参加もした。

苦労したことや大変だったこと

I最初のクラス分けテストで、日本人ということもあり文章読解が比較的に簡単に感じ、自分が思ったよりレベルの高いクラスに入ってしまったこともあり、最初の方はネイティブの中国語の授業についていくことに苦労したが、一か月もすればなかなか聞き取れなかった中国語も大体聞き取れるようになった。

留学経験から得たこと

語学力はもちろん中国の文化について理解できたことが大きかったと思う。中国人は比較的日本人よりもストレートに物事について語り、最初はどういった意図でその言葉を発しているのか分からなかった。そういったことを理解できたことによって中国人との交流によって生じる壁を壊せたと思う。

これから留学する方へのメッセージとアドバイス

とにかく留学で現地に着いたら友達を早く作ることが大事だと思う。最初は一筋縄ではできないこともあるが、街を一人であるいてみて中国人に話しかけてみる、学校で実施されている日本語コーナーに参加してみるなど勇気が必要。中国人の友達ができれば、語学力の向上が早いのはもちろん、異国の地で困ったときに助けてくれる。

今後の進路や目標

一年間の留学で身に着けた中国語力を無駄にしないように、それを生かすことのできる企業に就職したい。
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