インドネシア・参加者の声

インドネシア語専攻 中川 真作さん

インドネシアのジョグジャカルタという町に3週間行かせてもらいました。ここは学生の町であると同時に伝統的な建築 物の多い町として有名でした。初めてのインドネシアでなにもかもが新鮮で、日本人の常識とはかなり掛け離れていました。しかし、日本人と共通点があること にすぐに気付きました。それは、人の温かさです。カタコトのインドネシアで話かけても簡単な単語でわかるまで根気強く話してくれます。道に迷った時も、そ の場所に連れてってくれます。文化や考え方は違っても日本人と同じように助け合って生活しているということが一番の印象です。

大学では、毎日1限から3限まで授業がありました。最初の3日間はついていくのに必死で、予習、復習をひたすら繰り返していました。でも、だんだん慣れ てくると楽しくなってきて、笑顔で授業に参加できるようになり、発言もどんどん増えていき、毎日が充実していました。

このような経験をさせてくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を生かして二回生から勉学に励んでいきたいと思います。

日本語コミュニケーション専攻 杉村 朋美さん

3週間の海外実習はたくさんのことを考えるとても良い機会になりました。その中で、私が最も多くの影響を受けたのは大学の授業です。最初はわからない単 語ばかりで授業の内容が全く理解できず不安でいっぱいでした。分からない単語を聞けばその説明にわからない単語がまた出てくる状況が何度もありました。し かし先生方はとても優しく、何度質問しても理解できるまで一つ一つ丁寧に教えて下さいました。そんな先生方の授業は吸収できることが多く、全てが楽しくて 90分の授業時間がとても短く感じられました。

インドネシアでの生活は全てが新鮮で、3週間毎日が本当に楽しかったです。言葉では伝えられないくらい楽しい3週間で、行って損はないと思います。私は 帰国してからインドネシア語はもちろんですが、英語や日本語、歴史など様々なことを学びたいと思うようになりました。これからの生活に大きな影響を与えて くれた3週間だったと思います。

法学部 法政策学科 2年次生 加藤 世菜さん

ジョグジャカルタの生活の中で私が一番印象的だったのは発展・貧富などの差です。実際に行ってみるまでは日本の田舎のような場所だと思っていたが、ショッ ピングモールや映画館などは日本と変わらないぐらいの施設もたくさんあったし、むしろ日本の地方都市にはないような大きさだった。かと思えば、その真ん前 には昔ながらの屋台があったりして悪い意味ではなく、ちぐはぐな世界だと思った。これからどんどんジョグジャカルタが開発されていくのは本当にいいことな のか疑問に思った。不便だから雇用が生まれている部分もあるし、物価が安いから今の世の中が成り立っている部分が大きいのではないかと思う。先進国のよう に発展していくのは、良さやらしさが無くなってしまうし、今までの生活を維持できない人が増えるのではないかと思う。便利や効率を優先するのが善というの は日本を含めた先進国のエゴなのではないかと感じた。

日本語コミュニケーション専攻 1年次生 柿本 華奈衣さん

私は、このインドネシアへの海外実習を通し様々なことを感じました。その中でも1番印象に残っているのは「自由さ」についてです。
まず始めに、バイクの多さに驚きました。しかし、驚くところはそこではありませんでした。ヘルメットをしていない、車線を関係なしに走っている、3人乗 りでバイクに乗っているなど、日本とは異なる点がたくさんありました。私は、家族5人で1台のバイクに乗っているところや、ローラーブレードで道路を走っ ているおじさんを見たときは開いた口が塞がりませんでした。
しかし、ここで私は思ったのです。事故をしなければ良いのではないか。なぜ日本ではこのような光景がみられないのか。インドネシアの人たちは自由でいいなと思いました。私は型に収まらずに自由に生きている姿を見て素敵だなと思いました。

インドネシア語専攻 1年次生 江阪 英明さん

私は3週間のジョグジャカルタでの生活で特に印象に残っている場所があります。それはpasar(市場)です。インドネシアの伝統的な市場はせまい通路に色々な食べ物が並んでいます。ランブータン、ナガサリ、ロントン等インドネシアの食べ物がたくさんありました。そこで値段の交渉をしたのですが、お店の人はまったく値段を負けてくれませんでした。やはり、そこでの商売は彼らの生活が懸かっているので決して簡単にできることではありませんでした。今度インドネシアへ行ったときまたリベンジしたいです。値段の交渉はできなかったのですが、市場の人達と交流することはできました。私達のことが珍しいのでしょうか、お店の人やベチャの運転手、そして買い物をしていた人までフレンドリーに話しかけてもらいました。市場は決してキレイな場所ではありませんが、そこは活気があり人々のあたたかさを感じることができました。

日本語コミュニケーション専攻 竹中 寧々さん

サナタ・ダルマの先生はみんな若くて、授業も毎回面白かったです。
わたしは1人の女の先生となかよくなりました。なんでも話せて、優しくて、日本が好きな人です。
授業はなかったけど、数日間ホームステイ先まで送迎してくれて彼女とたくさん話すようになりました。
彼女は英語が話せないけど、わからないインドネシア語があればジェスチャーや簡単なインドネシア語で話してくれました。
インドネシアでホームシックになったときもはげましてくれました。
今でも連絡は欠かさずとっています。
わたしはインドネシアでこんなに気が合う友人ができるとは思っていませんでした。
インドネシアへ行って本当に良かったです。

日本語コミュニケーション専攻 仲座 美里さん

海外実習前の私の目標は、少しでもインドネシア語を理解したいという語学学習が主な目標でした。首都ジャカルタから飛行機で1時間ほど離れたジョグジャカルタという所が私達の実習地でした。ホームステイでは、お風呂の入り方が日本と違ったり、朝にイスラム教のお祈りが聞こえたりなど異文化を感じました。ホームステイの中でも印象に残っているのが、お母さんの作る料理です。インドネシア料理やジョグジャカルタの伝統料理などを出してくれ、ご飯がとても楽しみでした。大学生活では日に日にインドネシア語が理解できるようになっているのを実感しました。校外学習では王宮や、寺院へ行き、歴史や宗教文化を体で感じることができました。
私の目標であった、少しでもインドネシア語を理解したいという目標は達成することができました。それだけではなく、インドネシアの文化や歴史なども学ぶことができ、とても良かったです。

日本語コミュニケーション専攻 渡邊 梨奈さん

私のジョグジャカルタでの生活は、快適で何もかもが新鮮でとても楽しいものでした。 新鮮というのが、一番の楽しみでした。
大学での、授業はすべてインドネシア語で行われました。最初は、わからないことだらけでしたが、先生にわからないことは全部尋ね、徐々にですが理解できるようになりました。
私たちが教えてもらった先生は全員若い先生でした。
先生たちは皆とても優しくて、親切でした。何より、先生方の授業はわかりやすく、わからなくても手段を変えたりして教えてくれました。
その先生の姿をみて、とても憧れました。
そして、年が近いということもあり、先生方と仲良くなることができ、週末は先生がショッピングに連れて行ってくれました。
サナタ・ダルマ大学には素敵な先生方がたくさん居ます。私は、この大学で受ける授業が大好きでした。
私は、心からこのインドネシアへの海外実習に参加して良かったと思いました。

日本語コミュニケーション専攻 本田 賢吾さん

今回でインドネシアは4回目でしたが、見るもの聞くもの全てが新鮮で楽しい時もあれば辛い時もありました。腹痛・下痢・自分の伝えたいことがうまく伝わらないことへの苛立ちなど苦しい場面も多々ありました。しかし、それは行く前から覚悟していたことでもあったし、それも経験の一つだと常にプラス思考で生活していました。現地では大学の先生をはじめとして、たくさんの友達ができました。毎日違う友達とご飯へ行ったり、隠れスポットへ連れて行ってもらったりと毎日がとても充実していました。インドネシア人の優しさには感動しました。もうこのままインドネシアに永住してもいいんじゃないかと思えるほど楽しかった3週間でした。今回の経験をこれからの勉強のモチベーションにしてさらなる語学力向上を目指していきたいです。
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